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★ どんぐり村の動物病院 S.PET.CLINIC ★ 正真正銘の「村」の小さなクリニックから発信 ★ 0155-52-3711 ★ 平日 9:00-11:30 14:30-17:30  【土日祝日要電話】
2011年01月31日 (月) | 編集 |
たとえばトイプードル。

繁殖家(ブリーダーさん)で、、、

「うちは断尾なんぞしねえよ、つまり「標準体型」じゃねえが
動物愛護の意味でも、断尾なんざしねえよ。尻尾が長くて何が悪い?
生後数日で尻尾切るなんざあ可哀想じゃねえか。激痛だぞ。べらんめい!」
「局所麻酔なんざ、中まで届かねえんだぜ」

「人間のエゴだろ?そいつあよお~」

「まあ、繁殖で利益を得るには、断尾するしかねえがよお~」
「だからうちは利益なんざねえよ!」
「こんちくしょう、こちとら江戸っ子でい!」

っていう方、実際いるらしい。すごい!

確かに、何度も断尾してますが、おっしゃるとおりです。

「断尾してください」の申し出を断る先生もいますし、ブリーダー
さん自ら処置するツワモノも居ます。いろんな意味で難しい問題な
のかもしれません。


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2011年01月31日 (月) | 編集 |
先日無事生まれた三頭のボストンテリアの赤ちゃんたち。

第三者から「ボストンはほとんどが難産だから大抵が帝王
切開だよ~」などと脅かされていたらしいけど初産だけどか
なり安産だったようです。

子育てもグッドジョブ継続中のようです。

が、ここで、問題?がひとつ、、、、。

ボストンテリアは「標準でややスクリュー状で短かい
尻尾なので、基本的には断尾はしないのだそうだ。

しかし、まれに、長くでてしまう子もいるようで、そう
いったケースでは断尾が必要 」 らしい。。。

だが、自分の乏しい15年のキャリア(田舎だからこの手の
犬種は少ない)では、「いかにも断尾しました~!!」と
いうボストンにしか出会っていない。つまり「稀」ではなく
「たいてい」断尾しているように思える。。


ドッグショーでは、「断尾」された、つまり作出されたボストン
はダメらしいし、、、、よくわからん。。

実際、この目で見てから決めるしかないかな。。。

痛い処置なのでできれば回避したい処置ではあります。

※信頼できる獣医師の友人の持っているアメリカのケンネルクラブ
 の「断尾する犬種」データにも、ボストンは入っていない とのこ
 とです。

その後、ボストンに詳しい方からメール(コメント)もいただき、
実際に今日、赤ちゃんを診察すると「断尾必要なし」のとっても可愛い
クリっとした巻き加減のちっちゃなしっぽが良い感じでついていました
ので、「処置なし」となりました。よかったよかった(汗)。




2011年01月28日 (金) | 編集 |
ここ最近、犬不妊手術(卵巣子宮全摘出)ばっかりやってる
ので改めて思ったことがあります。

「ワンの不妊手術は早期が安全確実かつ今後に役立つ

早期とは生後6ヶ月前後の、初回発情が来る前の月齢を指します、

(統計平均で約8ヶ月前後の初回発情が来るワンが多いです)

まず、オペがやり易いです。腹筋や腹膜あたりに余計な脂肪が
まだ付着していないので、キレイに切開ができますし、余分な
組織の処置の時間が要らない。

そして、肝心かなめの「卵巣てい索、動静脈そう」の箇所も脂肪
付着が少なく、血管もまだ発達していないので、ケッサツが楽で
す。 結果、オペ時間が短くて済むので体の負担が軽い。

一昔前は、「生後6ヶ月でのオペは早すぎる」と敬遠していたの
ですが、腹腔鏡でのオペの推奨時期が6ヶ月以前のワンであること
に最近になって納得、納得です。

さらに、初回発情前、つまり、卵巣からのホルモン分泌が未熟で、
同時に乳腺もまだ未発達な時期に早期に卵巣、子宮を摘出するこ
とにより、乳腺の「動き」を止めることにより、乳腺腫瘍の発生
率が、抜群に低くなることは周知の事実です。

繁殖の目的がなければ、早期不妊手術が、今後のQOLをよりよく
するものと改めて思った次第です。

※不妊手術自体を否定する方もおられるようですが、それはそれで、、。



 


2011年01月27日 (木) | 編集 |
今日受診(猫エイズ、白血病検査)の若ニャン。

「ウワ!またあのおっさんやないけ~!最悪やん!」と思ったに違いない(笑)

三週間ほど前に、別の飼い主さんが、ご自宅の周りをうろついていた
その若ニャンを、家ネコ化するべく、去勢手術に連れてこられたので、
否応なく(笑)、去勢してあげたゆえです。

去勢後、里親さんが見つかり、本日、血液検査(先住ねこが居るため)に
里親さん(新飼い主さん)との受診でした。

最悪!とそのニャンコが思ったように、痛くないよう(笑)採血。

結果、FELV FIV どちらも陰性で、月齢も半年はいってますので、安心の
陰性です(再検査特に必要なし)。

よかった、よかった!! さて帰ろうとケージに入りかけたら、、、、

「あ、あのおっさん、ワクチンまで打ちよったで!!ごっつ痛いやん(怒)!!
 あ、あれ??痛ないやんけ、、おっさん、注射うまいやん!」

ってか(笑)。 なぜ大阪弁なのかは知らん(笑)

めんこい奴! 無事にすごしてまた来年おいで~!!


2011年01月26日 (水) | 編集 |
緊急ではなく、「予定手術」は、前もって、時間を組む。

このオペは今日の昼12時スタートとか、このオペは明日の
夜6時スタートとか、、、です。

が、おうおうにして、なぜか、予定手術が入っている時に多いのが、、

12時ちょっと前や6時ちょっと前に電話で、、、、

「2-3日前から具合が悪いのですが、これから診てもらってもいい
ですか?車で40分で行けます!」。

「あ、はい、どうぞ。いらしてください」。。。

断ることはできないので、40分待って、診療し、その後、予定オペ
をすることになります。

で、オペ中は、お腹がぐーぐーなってるなんてこともよくあります。

一般診療と手術の時間の振り分けはやはり獣医師一人の場合は苦しい
ことも多い(時も稀にある)ようです。

さて、今晩もあと10分で(6時から)夜の部の手術スタート予定です。
緊急の電話がありませんように(大汗)。。




2011年01月25日 (火) | 編集 |
「じじのめんこなんだ~」(じいさんお気に入りの可愛いヤツ)

ってニャンコを大事そうに懐に抱えて受診してくれる方がおられる。

当のおじいさんは運転出来ないので、いつも家族が付き添ってくれる。

みんなでワイワイ。ほのぼの家族。地域の獣医師として、健康管理
はもちろん、何かあった時には全力で診療にあたらなければならん。

責任は案外重い。






2011年01月24日 (月) | 編集 |
今年もあと11ヶ月となりました(汗)
早いもんですね。

1月と2月は、全国どこの動物病院も「忙しくない」時期です。
特に、寒冷地区や、豪雪地区の動物病院は悲しい状態になるの
が多いです。(あ、うちは両地域だ(汗))。

当然、この、村のちっちゃなクリニックも例外ではなく、正月
から、ず~っと「忙しくない」状態でした。

ただ、最終週だけは、ワン不妊手術が中型ワンで5件ほど予定さ
れていたりで、ここに予定手術以外の緊急オペなどが、もし、入
れば、かなりぱたぱたしそうです。

※獣医師2人の病院ならノープロブレムの仕事量ですが、、、

焦らず、急いで、確実に!




2011年01月22日 (土) | 編集 |
午前中11時すぎまで数件診療(猫去勢ふくむ)して、すぐさま
車に飛び乗り片道1時間の距離の往診数件、帰路途中で、ラー
メンかっこんで(汗)、病院戻り、すぐに、3時からワンの開腹
(子宮蓄膿症)手術を実施。

先ほど4時すぎに手術終了しました。高リスク(腎不全併発)で
したが、安定していました。

移動時間が約2時間あり(道中は案外楽しい)、この2時間が
もったいないがいたしかたない。

で、、、目が疲れた(大汗)。。

スーパードクターなら、こんなスケジュール屁でもないのだろうが
あいにくこちとら、ごくごくふつうのおっさんなので、目にくるよ
うです(笑)。。。

若いころなら今の倍以上仕事してもオッケーだったけど、やっぱり
歳なんですなあ~。。。


2011年01月22日 (土) | 編集 |
幸いここ数日晴天続き(寒さは、はんぱない)で日差しが暖かい。
暖かいといっても最高気温はマイナスである。

片道1時間ほどの往診ロード(複数往診)も、道路状況がよいので
とっても楽です。

一方、普段、雪にはなれている北海道でも、ここ数日の大雪被害が
でています。今回は都市部(札幌、小樽近辺)も近年まれな大雪だ
ったようで、交通機関のマヒもでたり、排雪がまったくおいついて
いない状況のようです。

本地方(道東の内陸)は、今回は大雪被害はほぼありませんでした。
普段、例年なら豪雪でうんうん云ってるのに、今回は対岸の火のよ
うです。なんか変な感じです。

こちら側の自治体の除雪費用や、大型ロータリー除雪機とか、向こう
にもっていけないのだろうか。。。それは無理か。。。

さて、今日は11時までに2件診療+猫去勢、その後往診ロードにでかけ
帰ってきたら、中型ワンの開腹オペが予定されています。(もしかした
ら開腹は回避かもしれませんが)



2011年01月21日 (金) | 編集 |
DSC03266.jpg

現像室が常に適温に保たれていれば話は別だが、厳冬期の
自動現像機が「スタンバイオッケー」になるのは30分は待
たされる。(夏場だと5分ぐらいだろうか。)

よって、厳冬期は朝から晩まで自動現像機を稼動させておか
なければならない事が多い。
しかも稼動させればさせるほど、現像液も劣化してしまう。。

なかなか、コストのかかる厳冬期です。

デジタルレントゲンになるまで(出来るか?)の辛抱です。

今日は、予定出産のための分娩前10日ほどのレントゲン検査と
エコー確認のため、ボストンテリアの子が来院されました。
頭数も異常に少ないわけでもなく、大きさもほどよく、みんな
のちっちゃな心臓もパクパク動いておりました。
無事安産をお祈りいたします。


2011年01月19日 (水) | 編集 |
深い事情(年齢、病状などなど)があり、飼い主さんからの依頼で
一頭のワンの旅立ちのお手伝いのため、ワンの自宅へこれから向か
います。

長い間暮らした、やさしい飼い主さんとの思い出の自分の家からの
旅立ちです。

動物病院で「処置」して自宅に帰るより、すべてが自宅で完結させ
てあげることに意義があると思っています。

これも獣医師の役目であると思っています。
2011年01月18日 (火) | 編集 |
病院によって手術方法が若干違いますが、一般的には

「猫の去勢は開放(縫合せず癒合を待つ)」
「犬の去勢は非開放(皮膚縫合する)」   です。

精巣摘出のための切開部位も違います。

え!猫は縫わないんですか? と時々聞かれますが、
陰嚢の創の癒合は縫っても縫わなくても変わらず、逆に
縫わないほうが組織侵襲がなくていいぐらいです。

わんの場合は皮膚切開するので創はできるだけ縫合
皮下組織、皮膚の二層)しなければなりません。

猫とワンでは麻酔手技も変わってきますので、同じ体重
(去勢手術に」おいて)でも、手術料金はワンは、にゃん
に比べて高いです。

今日も小型ワンと中型にゃん(笑)の去勢がありましたが
(わんのほうがずっと体重が軽い)、上記のように、わん
の方が手間隙がかかっていますので、高いです。


2011年01月17日 (月) | 編集 |
今日は暖かくて最低がマイナス5度程度でしたが、最近の連日の寒
さ(深夜早朝のマイナス24度前後)で、朝イチでの診療車のエンジン
のかかりが悪い。

通常だと「キュキュ、ぶおん」でかかるのが「ウイン、ウイン、ぶ、ぶおん」
てな感じで、なんとなく危うい感じ(汗)

まあ、マイナス24度の世界ではこういうセルモーターの回り方は許容
範囲なのかもしれませんが、ちょっと心配。
整備記録には2年前にバッテリーを換装しているが、新品を換装したの
かどうかまでは書いていない。

では、今後としては、やはり、セルに元気は無いのだから新品バッテリー
に再度換装してあげるべきなのでしょう。。。
だめになる前に代えてあげるか。。。

ちょっと悩むところです。

同様に以下、、

さきほどの老齢の中型ワンの「肛門周囲腺腫」。
15歳だけど心臓その他は心配ないので、切除手術はいつでも可能。
しかし、足腰がややよたついている。。

腫瘍は一箇所で(大きいが)腫瘍表面もまだしっかりして
いて破れそうでもない。。経過からみても、良性のものであろう。

破れる前に切除するか、破れてから切除するか、やはりちょっと悩みます。

 (腫瘍治療の基本は早期切除ですが、、、)





2011年01月15日 (土) | 編集 |
「どうしても今日やってほしい。。。」

オスワンの去勢一件と、別件で、オスにゃんの去勢一件(2頭)。

当日緊急予約の形です。

※緊急(切迫)手術以外の予定手術(不妊手術など)の当日受付
 は、患者さんの「なるべく絶食←嘔吐で誤嚥防止のため」が指示で
 きないため、極力受けないのですが、案外多いですね。

うわわ、、往診ロードに出かける前に上記3件のオペをしないと
いけないようです。手技自体は3件あわせても10分で終わるけ
ど、麻酔導入や準備があるので、なんだかんだで3件で1時間は
かかるだろう。。。

急がなきゃ、、。

でわ!
2011年01月14日 (金) | 編集 |
にゃんこから電話があったらいいなあ~。

「あの~、初めてにゃんですが、なんかお腹痛いんですにゃん~」

「お、しんどそうですね。早めに、気をつけていらしてください」

なんてね(汗)。

さて、外はもう暗くなりはじめていますが、これから、遠くから(どちら
も片道1時間)、お腹痛そうなニャンコと、嘔吐と下痢の症状のきつい
チビにゃんが受診の予定です。

早くおいで~。


2011年01月13日 (木) | 編集 |
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中高齢ワンの子宮疾患

画像はゴールデンレトリバー(8歳未不妊)体重29キロ。

食欲不振、廃絶、嘔吐、水ばかりのむ、、で状態悪そう
だったのに、「様子みよう」ということで来院が遅れた
ために著しく全身状態が悪化、横臥(起立不能)状態で
腎不全併発、脱水顕著で、タンカで「運び込まれた」
ワンです。

腹腔内に著しく拡張した「異常な子宮」がワヤワヤと見え
るのがわかると思います。

7歳以上の未不妊手術ワンに多い「子宮蓄膿症」です。

病態としては、発情期(10-20日間)は陰部が膨らみ、
雄犬を迎え入れやすい状態になります。しかし同時に
様々な細菌(ばい菌)も陰部から入りやすい状態に
なります。→ 若い頃は「膣の自浄作用」「体の抵抗力」
の存在などで、進入した細菌をやっつけることができた
のですが、加齢とともにその作用が衰え、子宮内に細菌
の侵入を許し、「子宮内膜炎」の状態になります。
→やがて発情期が終了すると、陰部は小さくなり、
子宮頚管もきゅっと締まって、子宮内膜炎の状態が継続
、細菌感染した分泌物などが、外部に出ない状態となっ
てしまいます。→やがて、細菌が増殖、化膿、し、子宮
の中は化膿した分泌物などで一杯になります。

この状態で全身症状として冒頭のような症状が現れます。

治療は卵巣、子宮全摘出になりますが、全身状態悪化の
ケースの場合は手術中に亡くなることや、術後1日以内に
合併症で亡くなることも比較的多い、やっかいな疾患です。

比較的早期であれば、日帰りで元気に帰れることも多いです。

※内科的療法ももちろんありますが、私は、後述の「開放型」
 でさえも外科的摘出を選択しなければいけないな。。。と
 考えています。

この症例パターン以外に「開放型」といって、陰部から
常に化膿性の分泌物を出したりするケースもあります。

自宅で早期発見するには。。。。

発情の有無を把握し、発情終了後、一ヶ月後がもっとも
キケンな時期であることを頭にいれておいてください。
この時期に食欲不振、嘔吐、食べていないのに腹まわり
が増えてきた、水ばかり飲む。。などの症状が現れるの
がパターンです。

画像のワンはもちろん卵巣、子宮全摘出オペでした。
全身状態が非常に悪かったため、キケンな状態でした
が、術後2日間の入院後、無事、家に帰ることができ
ました。

中高年、あ、これじゃ「きみまろ」だな。。
中高齢で未不妊手術のワンは発情終了後、1-2ヶ月
は要注意です!!

予防は、「繁殖の目的が無いのであれば早期不妊手術
    を実施する」  ことだと思います。

子宮蓄膿症の場合の治療費(オペ代も)は各病院によって
違いますが、「不妊オペと術式は同じ」でも金額はかなり
違ってきます。おそらく通常の不妊オペの倍はかかるもの
と考えておいてください。
詳しいことはかかりつけの病院
にお問い合わせください。

2011年01月12日 (水) | 編集 |
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DSC03265.jpg

猫不妊手術の創を例にとって、一考察(って大げさなもんではない)。。

通常の猫不妊オペの皮膚縫合は、ステンレスワイヤーのファジーな単けっさつ
で、創の糸が皮膚に食い込まないようようにして、その上に絆創膏を張るだけです。

絆創膏は三分の二が早期に取ってしまいますが、ファジーな縫合のため、皮膚
に痛みや刺激や違和感がないため、多少は創を舐めるものの
、ワイヤーをも
除去してしまうニャンコはまずいません。

つまり、絆創膏がとれたらとれたで自由にしていいわけです
腹巻を巻くとか、服のようなものを着せるとか、エリザベスカラーを装着する
わずらわしさや、それに対するストレスも無いです。

しかし、、、、

このステンレスワイヤーのファジーな縫合も弱点があります。

「汚染」です。

舐め舐めする程度の汚染ではまったく問題ないのですが
「外飼い」のニャンコ、特に、本地方に多い、「牛舎猫ちゃん」とよばれる、ある意味
かなり汚染された場所で暮らすニャンコには不向きのようです。

過去に、通常の不妊オペのような小さな創では癒合不全はありませんが、
臨月の胎児子宮全摘出のような大きな創の場合、はずかしながら2件ほど
癒合不全がありました。

それ以来、「寝床が牛舎内」のにゃんの場合、皮膚縫合は、ステンレスの
ファジー縫合+ナイロンの水平マットレス縫合で創面をしっかり合わせて
います。

※マットレス縫合=減張縫合といって、皮膚への食い込みが少ない縫合です。

結果はまったくもっていいようです。

画像はステンレスのファジーな単純けっさつが三糸に加えて、ナイロンマットレス
が2糸(青色)の状況です。

エリザベスカラーをどうしても嫌がる、服や腹巻をすぐぼろぼろにするような
ニャンコの場合の参考にしてください。

通常なら、不妊オペ退院後10日目に来て抜糸で、はい終了!なんですが、創が開
いたり、癒合不全を起こして、何度も病院に通うほどばからしいことはありませ
んので。。。




2011年01月11日 (火) | 編集 |
真冬の快晴。

快晴の日のスキー場のような周辺の風景がここ数日続いています。

こういう日にあたるとスキーやっててよかった~!と心底思えます
よね。日焼けに注意が必要だけど(笑)←ゴーグル焼けは一般人と
しては笑ってしまう。

その分、朝晩の冷え込みは「放射冷却現象」で、最低気温はマイナス
20度近くなり、最高も零度を越さないようです。

さて、正月気分も終わり、通常の診療となり、手術の予定もぱらぱら
と組まれいつもの診療が始まりました。


2011年01月08日 (土) | 編集 |

皮膚縫合が不可能で、創の健康肉芽組織の増生と瘢痕収縮を期待
する処置を続けている大型ワンがいる。

壊死した組織をデブリード(切除や掃除の意味)し、生理食塩水洗浄
そしてサランラップを用いたテーピングで、よい結果になりつつある。

このラッピング療法の欠点は、とにかく局所が匂ってしまうことなん
ですが、処置の都度、洗ってあげれば、「臭いけど化膿はしない」も
のです。(創からの「滲出液」が組織再生を促します)

で、今日の往診ロード(複数往診)でもこの処置の予定がありますが、
処置する場所は屋外です。。。

外のほうがやりやすいので処置は楽なのですが、寒いだろうなあ(汗)
でも、手際がいいから、すぐ終わるし、大丈夫だ(オイオイ!)


2011年01月07日 (金) | 編集 |
今朝(早朝)の寒さは、北海道全域で、「今季最低」を記録した地域
が多いようです。

さらべつは今季最低ではないものの、マイナス19度だったらしい。
確かに寒い!!!

(陸別とかはマイナス24度あたりを記録したようです。)

こんな寒いのに、我が家のご近所さんのニャンコが外にでたきり、戻っ
てこないのだそうだ。。。ご家族が必死で探索しているのですが、、、

みんな心配してるぞ~。。。


2011年01月06日 (木) | 編集 |
DSC03260.jpg

オスにゃんの「尿道閉塞」は致死的経過をたどることもあり、メジャー?
な疾患として飼い主さんも注意するようになった疾患ですが、案外、オスわん
の尿道閉塞も多いものです。

おおまかにわけて2パターン(成分)の結石が結晶から形成されてしまい、猫に
比べてかなり太いはずの尿道なんですが、結石が大きい場合、やはり「塞子」
として尿道に詰まります。

表面がなめらかな結晶、結石であれば、詰まりませんが、多くは小さなコンペイ
トウのようなギザギザを形成している結石が多いものです。

どちらかというと、結石の数の問題ではなく、上記のような結石の「形」によ
って、栓塞を起こします。

ギザギザが尿道粘膜に食い込んでしまって、カテーテルで押そうが、水圧をかけ
ようが、にっちもさっちもゆかず、結果、尿道切開してその栓塞子(プラグ)を
除去しなければなりません。

今回のオスわんも、たったひとつの小さな三角型のプラグが尿道粘膜に食いこんで
しまっての、尿道閉塞、そして、尿道切開のオペとなりました。

(尿道切開後、局所がやや狭くなるので、注意が必要なオペですが、、、)

画像の、真ん中あたりの「赤い小さな結石」が今回のそれです。

大きさを比較するために過去のワンの尿道結石膀胱内結石も陳列しました。
参考にしてください。


※人間であれば、ショックウェーブ破砕や、超音波カテーテルなどで尿道
切開することなく治療できるようですし、動物医療も、高度医療機器を
備えた医療センターなどでは切開の必要はない?のかな?(汗)。
2011年01月05日 (水) | 編集 |
まだ官公庁はお休みなのでしょうか?
クリニックの窓から見える村役場の職員駐車場にはまったく
車がありません。休みが長くて疲れないのだろうか(爆)。

さて、今日は、今年始めての「予定手術」です。
(麻酔薬を使う処置は昨日行いましたが、、)

今年もおそらく少なくとも200例以上の手術があることでしょう。

慌てず、急いで、確実に ですね(^^)。


2011年01月04日 (火) | 編集 |
DSC03258.jpg



人間もそうだが、ワンニャンも加齢により、体にさまざまな障害がでてくる。

画像(ワン)の股関節は向かって右の股関節が、一見、HID(異形成)のように
見えるが、ワンの年齢は12歳。

遺伝的形質の素因が多いとされ生後約7ヶ月ごろに発生するHIDとはバックグラ
ウンドが異なるゆえ、加齢による消耗性の股関節障害とするのが妥当であろう。

元気いっぱいで馬力のあるワンなのですが、運動制限により、悪化は防げると
思います。

痛みが薄れても調子にのって全力疾走したらいかんよ!
まだまだ優しい飼い主さんのそばにいるのだぞ!


2011年01月03日 (月) | 編集 |
あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

31日と元旦は幸い診療がなく穏やかに過ごさせて
いただきました。

今年の初診療は昨晩の夜間救急でした。

通常診療は明日4日からですが、今日3日は予約
診療+往診ロードです。

はてさて、今年はどんな年になるのでしょうか!!
いろいろとやりたい事(仕事面+家族面)は多いので
すが、、、。