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★ どんぐり村の動物病院 S.PET.CLINIC の日常や記事  ★ 正真正銘の「村」の小さなクリニックから発信 ★ 検索フォームで過去記事のキーワード検索もできますよ!  平日9-12、15-18  【土日祝日要電話】
2010年05月31日 (月) | 編集 |
壮齢で去勢してない雄ワンの肛門周囲にできる腫瘍の多くがこの
「肛門周囲腺腫」といわれています。

数珠のように周りがぽこぽこ隆起したり、周り全体がのっぺりと
肥厚してしまうケースもあります。
腫瘍が自壊しているような場合は早急に手術が必要と思われます。

今日の手術のワンも、少しの間、様子を見ていたのですが、自壊
が進行してしまったので、本日手術となりました(汗)

出血が比較的多いですが、組織の回復が良く、きちんと切除すれば
たとえ、多少汚染されても創の癒合が案外といい箇所です。

肛門の周りがぼこぼこ隆起しているワンは要注意です。できれば
去勢も一緒にすることで再発率はかなり減少するようです。


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2010年05月29日 (土) | 編集 |
今日は村の中学校の体育祭

中学校の体育祭というと、「記録会」と「体育大会」とか
いうものであって、親や親類は関わらない(お弁当持って
見に行かない)と思っていましたが、この地方では、まさ
に小学校の運動会のように、こぞって、みんな集まります。

まさに、小さい村ならではの「アットホーム」。

幸い、昨日までの雨模様は去り、太陽もばっちりでグッド
コンディションのようです。
張り切って頑張るのだぞ!ただし怪我だけはしないようにね。

さて、今日は土曜日ですので予約診療日。午前中3件ほど
診て、夕方には片道、車で1時間の往診一件の予定です。



2010年05月28日 (金) | 編集 |
DSC03076.jpg

昨日の、頻尿を主訴とする中高年のニャンコ(雌)ちゃん。

膀胱炎の原因は画像のように「結石」でした。
女の子、しかもニャンコではあまり遭遇しない例ですが
その多くが摘出しなければならない例です。

膀胱切開→結石摘出は、手術の難易度も低く、予後も良いのが
ほとんどです。

ただ、、、今回は、事情により、手術はしない。。。
はっきりとはおっしゃっていませんが、体にメスをいれる
のが、、、

料金の問題ではないようです。。

内科療法で少しは症状が緩和すればよいのですが。。。。

※参考までに、下の画像は、今まで、摘出した膀胱内結石の
 一部です。

7689650.jpg


2010年05月27日 (木) | 編集 |
DSC03072.jpg

画像と本文のニャンコとは関係ありません。画像の子は昨日手術の子
で今日のお迎えを待ってる状態です。

これからの暖かい季節、比較的多く診るのがニャンコの皮下膿瘍。
主に喧嘩創など(歯、爪)から皮下組織に細菌が侵入し、皮膚が
先に治癒(閉鎖)してしまうために、皮下で戦っていた白血球や
マストセルなどのなれの果て、つまり「膿」が閉じ込められて、
外見が「膨隆」してきます。

膿貯留がある場合、多くの例で体温が上昇して(39.5度以上かな)
いますので、浸出液なのか膿貯留なのかを「穿刺」しないで判断
する場合は直腸温が指標となることが多いです。

多くのケースで、その膨隆域近くに、「創」の痕跡がありますが
中には、創の治癒が早く、創がまったくわからないことがあります。
案外、膨隆域から離れた点に創の痕跡があることもあります。

今日、先ほどの、ニャンコ(17才)の場合、下顎付近の頸部と、ちと
ややこしい(頸静脈など)箇所の皮下膿瘍で、創の痕跡が分かりにく
いタイプでした。

鎮静処置後、切開、大量の膿排出後、これでもか!としつこいぐらいの
内部洗浄を施しました。

※鎮静下でないと、切開はなんとかできても、しつこいぐらいの洗浄が
 出来ないので、年齢も考慮しましたが、鎮静下を選択いたしました。







2010年05月26日 (水) | 編集 |
ここ、2日間、やむことなく雨が降り続けています。気温は最高9度程度。
真冬と違って(外が零下20度とか)、外でも、中でも比較的軽装なので、
真冬より「寒い」と感じます。

特に、外は、真冬の重装備(笑)なら、零下30度でも寒くないですが、軽装
ではプラス9度で、雨に当たれば、かなりコタエマス。。。

ということで?患者さんの出足も鈍く、今日は、ワン去勢手術と、猫不妊
手術(卵巣のみ切除か卵巣子宮全摘出か不明)が予定されている程度で、
一般診療は暇暇です。。。

レントゲンもエコーもやることなくてお眠りになっております。。。


2010年05月25日 (火) | 編集 |
♀の発情(発情出血)(←生理出血とは違うので注意)中の不妊手術は
一般的には「避けたほうがよい」ということになっています。

発情期間中の卵巣、子宮は「活動中」のため、手術手技などで不手際が
あると、出血が止まらなくなったり、思わぬ箇所で組織が破綻してしま
うことがあるためです。

が、注意深く、普通に手技を行えば、まったく問題は無いものです。

今日の手術も「発情中」で、数日前に交尾してしまったということでの依頼
のワンです。

おそらく、受精→着床あたりの段階でしょうが、いずれにしても手術するので
あれば、
妊娠中期まで待つ必要はないと思われますので、今回は、早期に実施
します。もし受精していたとしたら、小さな命にはそのほう(胎児がおおきく
なってから手術するよりは
)が良いのかもしれません。。。。



2010年05月24日 (月) | 編集 |
今日のワンの手術は「鼠径部皮下」に片方のタマタマが留まったケース。
目視または触診でその箇所(陰嚢ではない)にタマタマがあるので
普通の去勢手術手技とほぼ同じ手技でできて難易度は低いので、誰
でもできる手術です。

ごく、稀に、このような鼠径部皮下の停留睾丸の手術でも「普通の
去勢ではなく創も二か所で時間もかかりました。。。」とかいって
結構な金額を頂戴してしまう先生も、過去に居たと聞いたことがあ
ります。。

通常の去勢料金ではなく、追加料金がそこそこ発生(二倍近く)する
のは、このような「皮下停留」タイプではなく、以前のブログ記事に
も書いていますが、「腹腔内停留」タイプです。

もし、片タマや、両側隠睾で手術を受ける場合は、そのあたりを確認
してください。




2010年05月22日 (土) | 編集 |
DSC03070.jpg


今日は、下唇の下(顎の先端部)が硬く「でっぱって」きたというニャンコ
来院。

皮下や皮下組織が炎症や化膿で腫れた様子はなく、どちらかというと
かなり「固い」。

下あご全体の腫れの場合、放線菌感染症という独特な菌感染症があり
骨膜炎症から顎の骨が増生してしまう疾患がありますが、今回は、先端
部の局所なので違う。。


この小さな画像では良くわかりませんが、、

まず、下あご犬歯の後方の「骨のう胞」のようにぬけたように見えるのは
正常像ですので、ボーンシストなどではありません。

画像を拡大鏡でみると下顎先端部にやや骨膜反応らしきものもみえますが
はっきりしません(汗)

要経過観察です。

しかし、ニャンコの上顎犬歯は顎の大きさと比較しても大きいですし、根元
がしっかりしています。古来からの武器であることが改めて認識できます。




2010年05月21日 (金) | 編集 |
昼の部手術時間を利用しての往診は片道1時間の場合、一件が限度かな?
と思っています。

往復で二時間だから先方での滞在時間をいれると設定時間の二時間半
ぎりぎりなのです。

12~14時半 は手術時間として設定していて、手術の無い時に
 往診を入れたりしています。もちろん、銀行などの用足しなども
 この時間帯を利用し、この間に昼食も済ませます。

今日は、この一件の往診にプラス一件診療してきます。

一昨日、この地域の方からお電話があり、混合ワクチン接種したいの
だけど、人に頼んで車を運転してもらうので、なかなか行けない、、
とのことでしたので、今回、たまたま、往診一件ありましたので、では
その時にあわせてお伺いしましょう!ということになりました。

一般健康チェックとワクチンですが、それでも時間はそこそこかかりま
す(まず家を探さないと。。)し、午後の診療時間開始までにはちょっと
間に合わないかもしれません(大汗)。



2010年05月20日 (木) | 編集 |
今日は朝からシトシト雨降りです。
ここのところず~っと天候がよく、農家さん(大規模農業)のお仕事
も進んだようで、今日は一休みつける、、といった状況でしょうか。

更別は基幹産業が大規模農業ですのでJAも農家さんもこれからが大変
な時期です。

今日は予定どおり、医学生(6年生)の方と御話できて、本当にうれし
かったです。彼の今後の展望などもざっくばらんに聞けて(あれ、逆
か??)勉強になりました。

May the Force be with you!


2010年05月19日 (水) | 編集 |
不測の事態(力及ばず、、)で少し凹んでいますので、ネガティブ?な話題です。
すんません、、。

「動物好きだから獣医師になって動物助けるために動物病院やってるんですよね」
「だったら、動物の為にもっと安くして!」

上記のように、はっきり言う人は極めて稀ですが、こういった
見解で獣医師を見ている方は少なくないようです。


まず、動物が好きなことに間違いは無いと思います。
ただし、飼い主さんにも抑えられず、獣医師に歯をむいてくるような
ワンを好きかといえば、大嫌いですし、ニャンコフリークな私でさえ、
命がけで攻撃してくるニャンコには、背筋が凍ります。

次に、動物病院はボランティア組織ではありません。飼い主さんから
診療報酬で薬剤を買い、機材を整備し、なんとか
動物病院を運営し、その利益をいくばくか頂戴して「生活の糧」としています。

過去ブログにも何度も書いていますが、信頼関係が成立している飼い主
さんとの間には、診療代の割引は良くあることです。
しかし、「一見さん」の「安くして!」「無料で!!」という申し出は
大抵断っています。
そんな事を日常的にやっていたら、信頼して規定の報酬をいただいている
一般の飼い主さんに申し訳がありません。

歯医者さんに向かって、「歯が好きだから歯医者さんやってるんですよね?」
「だったら安くして!」
という、意識、見解を持ってる方はまず、絶対といっていいほどいないと思い
ます。

仕事として報酬を得るため歯医者をやってるのであり、動物病院をやってる
わけです。
もちろん、それだけではなく、地域医療に貢献したいとか、信頼される町医者を
目指しているとかの「経営あってこその獣医師としての志(こころざし)」
は当然持っています(私の場合)。

なぜか、動物病院の獣医師は、本記事の文頭のように思われてしまう事が多い
ようです。敷居が低い?のか、地位が低いのか?現金支払いの自由診療が災い
しているのか??





2010年05月18日 (火) | 編集 |
整復前
DSC03065.jpg
整復後
DSC03066.jpg


今日、さきほど外飼いのミックスワンが自宅近くの道路で
「車に撥ねられた!」ということで受診されました。

受傷は今朝早くとのこと。。。たまたま繋留箇所から離れて
しまったそうです。

受傷当初は動けなかったようですが、クリニックへ連れてくる
頃になると、なんとか三本脚で歩行可能だったとのこと。

診察してみると、右後脚の「はこう」以外は特に問題はないよ
うです。(脚を挙げてまったく着地できない)。

受傷箇所のレントゲンを2枚撮ると、股関節脱臼でした。
こういう交通事故の場合、股関節脱臼だけではなく、骨盤側の
骨折なども併発していることが多い
のですが、今回は幸いなこと
にキレイな股関節脱臼のみのようです。

すぐに、鎮静、麻酔下で、「柔道整復術」(柔道は関係ないですが)
を実施、比較的速やかに整復できました。
※整復は簡単なようで案外難しく、経験とカンを要します。

※レントゲン透視装置があるような病院は比較的速やかに整復可能
 ですが、うちのようにその装置が無い場合は、「多くの経験」が
 必要です。(あ、威張れることじゃないか。。(自爆))

みなさま、外ワンちゃんたちの繋留状況を是非もういちどご確認く
ださい。。首輪は緩くないか、切れそうでないか、リードは大丈夫
か、サークルの場合のサークルの損傷個所はないか、、などなど。

放れてしまって、交通事故。。。だけは回避しましょう!!



2010年05月17日 (月) | 編集 |
更別村には、現役の盲導犬が1ワンおります。
時々、オーナーさんと一緒の(当然ですね。。)姿を村内でみかけます。

今日はさきほど、健康診断(血液、尿検査その他)+混合ワクチン
でオーナーさんを伴って受診されました。

普段は「おしごと」ですが、ハーネスをとると、普通のワンに戻って
しまうようで診察台が大嫌いのようですが、なんとか耐えているのが
こちら側に伝わってきます。。。ごめんね~痛いことして。。。

この子のエピソード、、

おしごと中(ハーネス装着)、出かけると、普段は速度が変わらないの
に、クリニックの前だけ、時間にして2秒ほど、ほんのちょっぴりだけ
速足になるのだ
そうです。なるほど彼女の頭のなかで「おしごと」と
プライベートが闘っているんでしょうね。。 

※なるべく来たくない場所なわけです(悲)。

がんばってね~。何かあったら言うんだよ! いつも居るからね。


追記

一昨日の晩の急患ニャンコ(尿閉)の子は回復しております。もう少しですが
まず大丈夫です。

今日は尿道閉塞ニャンコがもう一件受診です。こちらは「完全閉塞」
でしたが発見が早く
、全身状態は良さそうですので、プラグ解除+点
滴治療を半日~一日して、明日帰ってもらって自宅で様子をみてもら
う予定です。
※本飼い主さんとは、いつも良く「尿道閉塞の兆候と恐ろしさ」について
 御話させていただいていたので、「おかしい」とすぐに連れてきてくれ
 ました。ありがとうございます。









2010年05月15日 (土) | 編集 |
今晩は!

さきほど(夜7時過ぎ)いらした急患(ニャンコ尿道閉塞、状態悪し!)
の点滴監視中です。

ニャンコが「動物病院のような見知らぬ場所、しかも、診察台の上で、
横たわったまま、動こうとしない、、、」のは、予後が悪い場合が多
いです。。。。

完全閉塞ではなく、不完全閉塞ですが、腎不全+血尿酷く、、、、

だいぶ以前になりますがやはり、ニャンコの雄の尿道閉塞だったので
すが、症状の発見が遅れ、病院に着いた時は、完全に意識レベルが下
がり完全な虚脱状態。

すぐにルートをとり、専用チップを使用し、なんとかプラグを除去し、
カテーテル通過、、どす黒い血尿を吸引しはじめると、まるで、気の抜
けたように、その場で息を引き取った子がいました。


おしっこを出したくても、なんぼ頑張っても出ず、苦しく、嘔吐酷く次
第に意識は遠のき、、、といった状態であったと推測されます。

病院での処置、すぐに、楽になって、飼い主さんが声をかけてくれて,
おそらくは、す~っと安心したのかもしれません。安心して、楽にな
って、飼い主さんの声を聞きながら、天国へ旅立った
。。。。と今で
も思っています。

雄ニャンの尿道閉塞は外猫ちゃんの場合、症状に気がつかず、手遅れ
になることが多いです。

寒いと発症しやすいとはかぎりません、夏場でも発症します。今後も
ご注意ください。



2010年05月14日 (金) | 編集 |
来週の某日、当クリニックへ、某医科大学の6年生の方が見学に来る。
(見学といっても、一日居るわけではないのですが)

なんでも、地域医療や家庭医に興味のある方で、更別村国保診療所は
そういった家庭医療のパイロットモデルでもあるので、診療所に研修
がてら、更別村の他の施設などを観察したいのそうです。
あ、当クリニックを選んだ訳が他にもあるのだそうですが、、。

医大の6年生というと、来春の卒業後には数年間の研修医の期間が待っている
わけだから、地域研修医として更別などの地方に来られる先生候補といったと
ころなのでしょうか。。

村でありながら、更別診療所は医師4人体制ですので、労働環境は良さそうかな??

にしても、ええな~医大(笑)。。前途洋洋だね!
2010年05月12日 (水) | 編集 |
最近、妙に多い停留睾丸(片側、両側)のワン達。。。

遺伝的素因がその原因(停留睾丸の子は停留睾丸の子が多い)と
云われています。

薄い陰嚢に包まれて冷却されてそれで機能している組織が睾丸です
ので、腹腔の深部体温で保存されていればおかしく(腫瘍化など)
なる確率が高いのは周知の事実。

かつて、獣医師によっては、「片玉でも繁殖能力はあるから心配ない」
と繁殖を容認したり、「片玉なら繁殖能力無いからもう一個の正常に
下がってる睾丸も去勢手術しなくても、子供はできないよ」などと、
訳わからない(大汗)事をおっしゃっていた先生もいました。。。。

腹腔内停留睾丸、、、お腹に「嫌なもの」を抱えているようなものです。

過去に腹腔内セルトリ細胞腫発生、腫大化して精巣捻転、腫大化して
精巣静脈破たんによる腹腔内出血などの症例経験があります。


特に、現在、「全身症状」とかが無いので、なかなか手術に踏み切れな
い飼い主さんが多いようで、当クリニックでも、「手術すべき」「手術しないと」
と指導しているワンズが確か5頭ほどおりますが、費用の面
「悪い症状が無い」ということで時期を逸している飼い主さんが多いです。

私は生後7カ月で精巣下降していなければ手術適応と考えています。 
注意が必要です。

DSC03064.jpg


2010年05月11日 (火) | 編集 |
当ブログの記事には「分類」の項目があって、疾患別に分類できるよう
に整理されている。。。。のが本当ですが、ついつい、分類するのを
忘れてしまって(面倒ともいう、、)分類されず、「未分類」の記事
が圧倒的に多いです。。すんません。。。

が、なんと、検索フォームを使えば、過去の当ブログ記事の検索がキーワード
や疾患を入力する
ことですべて表示できることがわかりました!!


って最初からデフォルトでついていた機能のようです、、気付かなかった(大ぼけ)

ですので、データベースのように??使えますので、利用してみてください。
なにか役にたつ記事があるかもしれません。あ、疾患記事は少ないか(爆)


2010年05月10日 (月) | 編集 |
感染症としての名称が恐ろしくないので、いまひとつ世間の注目から
はずれているようですが、鳥インフルエンザに相当するような、おそ
ろしい「疫病」です。食肉や人間のは何の影響もありません。

宮崎の口蹄疫感染による大量の家畜の殺処分は今現在およそ6万頭とか、、

昔、大学で習ったことをうろ覚えながら紐とけば、、、

家畜、特に牛、豚のウイルス感染症の中では最強の感染力を誇る法定伝染病。
(ピコルナウイルス属)
口唇や脚(蹄部)に水泡形成し、それが破れると、ウイルスが空気伝搬をもし
てしまい、半径100キロに及ぶこともある。。

ただし、感染した家畜自体は「致死的」な経過をたどるわけではなく
水泡形成後の細菌感染や虚弱化により、極端に生産性が落ちてしまう。

強力な伝染性により、周囲に相当な被害を及ぼすことが明白なため、
特定された感染家畜以外の疑似患畜も、殺処分となる。
治療法も確立されてはいない。

ゆえに、一度口蹄疫が発生すると、家畜農家にとっては、廃業にまで
追いやられてしまう可能性がある。。。

など、など、、、、

今、宮崎では、家畜保健所の獣医師は本当に夜も寝ないで対策にあたって
いるはずです。

私の大学の同期生らもたくさん、その任にあたっています。
頑張って、頑張って、それ以上の感染拡大を防ごうと必死にやってるはず
です。頑張れ~!!

と、同時に被害を被っている畜産農家さんらの心労、肉体的疲労は、はかりしれ
ないものがあります。想像以上だと思います。。

どうか、この日本の畜産の危機を、国、県などは総力全力で、畜産農家さんを
守って(補償問題など)欲しいと切に願います!!



2010年05月10日 (月) | 編集 |
ひさしぶりに、院内をパニックニャンコが凶暴?的に走り回って
しまって、飼い主さんも怪我(引っかき傷)してしまいました(大汗)。。。

不妊手術の抜糸に来られたのですが、つい、うっかりして、驚か
せてしまったようで、診察台から脱走し、室内を逃げまくり、
隠れまくり、肛門のう分泌物発射(笑)で、たいへんでした。

小さいコンパートメントな診察室形式ではないので、今回のよう
な事故はこたえます。。

今回はあくまで、こちらの「うっかりミス」。。
飼い主さん怪我をさせてしまって、申し訳ありませんでした。

さて、今日はニャンコ不妊手術が一件ある程度で、フィラリア処方が
ちょびちょびと、、です。
2010年05月08日 (土) | 編集 |
ニャンコは分娩後14日程度しか経過していなくても、赤ちゃんがいて授乳
していなければ、多くが発情が来ます。
赤ちゃんがいれば、しばらくの間(2カ月ほど)は発情が来ませんので
妊娠の可能性はとても低いのですが、、、。

つまり、何らかの原因で、「分娩したものの、赤ちゃんが居ない」場合は、
14日程度で発情→交尾→妊娠→二か月でまた分娩 という図式になります。

先ほども電話で問い合わせがあり、捕まり次第なるべく早めに手術予定と
なりました(汗)。増えすぎて困る。。。

話はがらっと変わって、、

さて、今日はワンですが、初回発情前の若い子の不妊手術が予定されてい
ます。早期(初回発情前)の卵巣子宮全摘出は、「乳腺腫瘍」の発生を防
ぐことに関してとても重要な意味合いを持っています。




2010年05月07日 (金) | 編集 |
ここんところ多いのが、老ワンで便秘+尿道炎(膀胱炎)の症状の子。
レントゲンおよびエコーで前立腺の肥大を認めることが多い未去勢
のワン達です。

今日も14歳のダックス君のその治療のための「去勢」手術があり
ました(午前中に済ませました)。

心臓、その他のチェック項目クリアでしたので、飼い主さんと話あっ
て今回の「前立腺腫大の治療のため」の去勢となりました。

麻酔の覚醒も良いようです。あ、ついでにやった歯石除去(超音波ス
ケーリング)はサービスです。いつも、ワクチン接種など健康管理に
来てくれている飼い主さんなので(^^)。



2010年05月06日 (木) | 編集 |
DSC03061.jpg


「足?が出てきたんですよ、先生~。。」ということで老齢の
ビーグルちゃん。

急激に大きくなるような腫瘍は栄養血管が太く、その箇所のメイン
の静脈からバイパスされていることが多く
、見た目より難易度は
高い(っていっても大そうなレベルではないですが、、、)ことが
多いです。

今回も、はてさてどうかな?と思って手術に臨みましたが、太い静脈は
干渉していなかったです。ただし、切除面のすぐ下に動脈がぴくぴくと
脈うっていましたので、うっかりあと数ミリ大胆に切除していたら、大
出血ということでした(汗)。

術後、テーピングして、遠方からの来院ということで、麻酔が半覚醒のまま、車に横たわり、先ほど、帰路につきました。

抜糸には往診で片道一時間半かけていくからね~。
2010年05月06日 (木) | 編集 |
連休ど真ん中の一昨日の夜8時過ぎ、近くの宿泊施設に泊まられている札幌の
旅行者ご家族のワンが「急な痙攣発作」ということで、受診さ
れました。

旅行中だし、かかりつけの病院も札幌だし、このような痙攣は
初めてということで、ご家族全員、慌ててしまい、携帯電話
数台を使って、あちこち(帯広市内)の病院へ電話を一生懸命
かけましたが、「不在」「今旅行中」「診療できない」「他
の病院を紹介しますが、休日時間外診療がかなり高いですよ」
などと、なぜか、良い対応の病院がなかったようです。

当クリニックも携帯への転送電話に、「痙攣が、、」という
メッセージが残されていましたので、折り返し電話すると、
みんなで一生懸命、電話している(札幌のかかりつけの先生
など)最中でした。

なんとか、その後、受診されましたが、当のワンはすっかり痙攣
がおさまった様子です。

既往歴として、脊椎疾患や、軽い脳圧異常があったようで、、今回
は体温その他異常なしということで、「てんかん」発作と仮診断し
以後要観察ということで御帰りになられました。

今回は、もちろん、初診ですが、旅行中ということで初診料は頂かず
、費用のかかる検査も無しでしたので、抗炎症剤の注射+診察のみ、
ご家族で大変な思いをしたということで時間外診療費用も頂かず、
会計1900円でした。

休日時間外しかも夜間診療 きっちりとる病院なら、いくらぐらい
費用がかかるかはご想像にお任せいたします(汗)。



2010年05月04日 (火) | 編集 |
明日でG.Wも終わりですね。道内も含めて天候も良く、おでかけ
日和でしたね。

さて、今日は数件予約診療がありますので、午前中診療しています。
案外、突発的な急患というのは今回のG.W中はありませんで、継続的
に診なければならない患者さんが数件、日と時間指定で来ていただく、、
といった、天候と同様、とても穏やかなあんばいでした。
連休前の忙しさが嘘のようでした(汗)。

GWが終わると、北海道の各動物病院も比較的かなり忙しくなる時期が
到来します。御休み気分は引きずらないで、気を引き締めていきますか!
2010年05月01日 (土) | 編集 |
だいぶ前に歯槽膿漏で、目瞼の下にろう管(穴)が開いてしまって、その
治療(歯の抜歯←見ためはまったく普通の歯で頑丈そのもの)をしたワンが
村の狂犬病接種で昨日来院されました。

「先生、その節はありがとうございました。実はあの時まで、先生を
疑っていたんですよ、お恥ずかしい話ですが。。」とのこと。

訳を聞くと、

そのワンは何年も前から、その箇所の皮膚に穴があき、某地区の動物病院
2件ほどまわっても、化膿止めを出される程度で一向によくならなくて
困っていたそうです。

そんな時、村に動物病院が移転してきたということで、気になってはいた
らしいですが、

「隣のN村にも、T町にも、無いのに、なんでこんな小さな更別村に動物
病院が??」「なにかトラブルがあって、しょうがなくここに来たのか?」
「信用できるのか?」「腕悪いんでないの?」などと思っておられたようですが、、、

思い切って、その時、受診したそうです。

まあ、確かに、いろんな憶測はあったようです(笑)

「でもね、先生、某地区の病院でもわからなかった事どうして分かったの?」

「うん、長年の経験とカンかな(笑)。。」

話はやや飛んで、20年診療してきて、5000人以上の飼い主さんと出会っていれば、いろんな方
もいます。なんだかな~という飼い主さんも正直言って
何度も遭遇しました。自己の権利ばかり主張する方など、、、

でも、今回のように、頼ってきてくだされば、こちらも最大限の努力と技術
でお返しいたします。