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★ どんぐり村の動物病院 S.PET.CLINIC の日常や記事  ★ 正真正銘の「村」の小さなクリニックから発信 ★ 検索フォームで過去記事のキーワード検索もできますよ!  平日9-12、15-18  【土日祝日要電話】
2008年12月28日 (日) | 編集 |

IMGP0492.jpg

昨日の患者さん、東京からとかちの田舎に移住して
こられた飼い主さんのニャンコ。

ワクチンも終わりサービスの爪きりしましょうと思って
爪を見たところ。。。「全部無い」。。。

「あ、先生、うちの猫、東京に居た頃抜爪手術受けた
んですよ~」。とのこと。

見事に両前脚の爪がありません。

「抜爪手術」。。正確には?「第一指関節離断手術」?と
いって、爪の付着している指の骨を関節から離断する
手術です。(正式な名称はわかりません)

人道(猫道)的にやるべきでは無いという意見が大多数
のようですが、「これほど合理的な手術はない、欧米では
圧倒的に多い」という先生もいます。

確かに、壁や家具などを損傷する確率は非常に低くなり
ます。貸家住まいや賃貸マンションにお住まいの場合な
ど有効だと思いますが。。。

長年?やってきて初めて見ました。(自分でもやらない
ので)。

とてもキレイですし、なんの障害も無いようですし、今後
少しケースバイケースでは考慮の必要があるのかも知れ
ません。。

今後、やるかどうかはわかりません。ただ、犬の断尾、断
耳は抵抗無く?世間が受け入れているのに、人間(自分)
でやられたら爪なんて相当痛い!!と言って「猫が可哀想
」とお思いになられて、「断固反対!」というのも、果たして
そうなんだろうか?などとも最近思い始めています。

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2008年12月25日 (木) | 編集 |
IMGP0491.jpg

ブログの大引っ越しを敢行して約3週間、読みにきて
くださった方、ありがとうございます。

コメントはある特定の記事以外ではあまり頂いており
ませんが(汗)、「拍手」機能で拍手をいただいている
記事も多く(アレルギーや、ドライフード関連など)
皆様に感謝しております。

動物診療には休みはありません、私も完全に1日休ん
だのは365日でせいぜい7日間程度だと思います。
これも家族が協力してくれたおかげだと思っております。

まだ、今年も診療はかなりあると思います。気を抜かな
いでやりますです。

※画像は13年来の相棒の「耳鏡」です。←拡大レンズ
 とライトがついていて耳の中を覗くのに使用します。
 手前のレバーのようなもので先端部が開閉して、異
 物などを挟むことができます。案外ぞんざいに扱って
 いるのですが故障知らずです。
 もうひとつはご存知「聴診器」です。これは人間用の「
 リットマン クラシックⅡ」というベストセラー器ですが、
 実は遠い昔の馬診療の頃から使っていますので、18
 年来の相棒ということになります。イヤーチップ部は何
 度か交換していますが本体部はずっとそのままです。
 長持ちするものですね。
2008年12月22日 (月) | 編集 |
今日の症例 う~むむむ。。

老シーズー犬、過去(2006年)に子宮蓄膿症により
卵巣子宮摘出暦あり。乳腺腫瘍は小型のものが十
数個、数年にわたり現在も存在。

僧房弁閉鎖不全 グレードⅡレベルで心雑音あり。

レントゲン、エコーにより、腹水貯留像を確認して腹腔
穿刺するも、150-200cc程度しか抜けず。。。
腹水の性状にも炎症像あり。

腹腔内に実質的な腫瘍の可能性大という結論?に。

次回、もう一度詳しく検査したいと思います。

やはり、乳腺腫瘍が関与しているのでしょうか。。

結論はまだでませんが、乳腺腫瘍が原発で様々
な障害を引き起こすケースは実際とても多いよう
です。

ワンちゃんに限らず、猫ちゃんの方が乳腺部の腫瘍
は悪性度が高いことが多いので、日ごろから触って
チェックなされたほうが良いと思います。

※通常の心疾患の循環不全による腹水貯留の
 場合、これだけのレントゲン像の場合、とめど
 なく腹水が留置針からどんどん排出します。

IMGP0489.jpg

2008年12月21日 (日) | 編集 |
DSC_0731.jpg

当S.P.Cブログの過去記事を詳しく読んでいただ
けるとおわかりになると思いますが、「なんとか
頑張って救命しようとしてもだめだった子達」とい
うのは実は案外多いものです。

こういった残念ながらだめだった子たちの情報を
動物病院HPやブログに載せるのは良くないこと
なのかもしれません。。

ただ、今後の医療のためになると思いますし、
一般の方がたへの情報として知っていただき
たいと思い、飼い主さんの了解を得て記事に
させていただいております。

また、ブログにも時々書いていますが「あまり患者
さんは来ないで欲しい」。とも思っています。
小さいクリニックですので、患者さんが多いと診療
はおろそかになってしまいますし、パニックになる
こともあります(汗)。

つまりは、このブログは「集客」を目的としたもので
ないことはどうかわかって欲しいと思います。

案外、不透明な「動物病院」という場所でいったい
日常どんな事がおきているのか、患者は助かって
いるのか、亡くなっているのか。獣医師はいつも
何を思っているのか。。。

そんな事を伝えようと思って書いています。
集客は目的ではないけど、一人でも多くの人に
このブログを見てもらって、動物病院として、獣医
師として、伝えたい何かを模索していきたいと思っ
ています。
2008年12月20日 (土) | 編集 |
タイトルが

「まだ、間違いに気付かない?」

という表題でマイとかち という ブログ集団サイトで記事
をアップしました。 

ある、特定のブログの方が、何度も、何度も、毎回ケージ
がでてくる毎に「ゲージ」と書いておられていて、「これだけ
プロの方が間違っているし、ウチに来る患者さんもキャリー
バッグのことをゲージと呼んでいる」。。。。。

ということで、そのブログの方も含め不特定多数の方への
発信ということで下記の記事をアップした次第です。

管理人さんがいうには、「攻撃的」「人を傷つけている」そう
ですが、やはりそうなんでしょうか。。。


気になるんだよねええ。。。の部分が余計だったのか?
「頑張りましょう」ってのがいらなかったのかな?
その後ろにハートマークつければ良かったのかなあ。。

指摘されたご本人は

「会ったこともしゃべったことも無い方からいきなり上から目線
でものを言われた」「悲しいし悔しい」「間違いを指摘されたこ
と自体はありがたい」「もっと言い方があったのではないか」

と、ご自分のブログに記載し、「もうネットは怖い」ということで
ブログ休止を宣言されました。

過去に、この方が「あるサプリメントはがんにけっこう有効」の
表現で書いていたので「サプリメントはあくまで不確実な民間
療法であり、ガン治療は外科切除とその後の抗ガン治療によ
ならければならない」という文章を、何ページにもわたって、アド
バイスした経緯があります。

つまり、こちらとしては、知らない仲ではなかったので、この記事
(以下の記事)につい敬語的表現が欠落しておりました。

その点につきましては、深くお詫びいたします。

しかし、、、、この文章で、強制退去させられるとは思いません
でした((笑))

なにか、組織的(仲間うち)な力が加わったようも思えます。

------------------------------------------------------------------------
原文
まだ間違いに気づかない??

S.P.Cのこのブログで、なんども話題に
なってる(そうか?)「ケージ」と「ゲージ」の違い。。。

そういった仕事を生業としているのに、
間違いに気づいておられないのか。。。
うっかり間違って使ってしまっているの
か?

「ゲージ」(Gauge 寸法、規格、範囲 )
「ケージ」(Cage かご、檻、小屋)

犬、猫のキャリーバッグも、室内のワンニャンのサークル
やハウスも、ケージであり、ゲージではありません。

気になるんだよねえええ・・・・。

面と向かって、向こうのブログに
書き込みしたりすると余計なおせっかい
だといわれそうだし。。。

プロなんだから、しっかりね!
--------------------------------------------------------------------------
修正文 

言葉(用語)はなるべく正しく。。

S.P.Cのこのブログで、なんども話題になってる(そうか?)

「ケージ」と「ゲージ」の違い。。。

一般の方も、そういった仕事を生業としている方でも、間
違いに気づいておられない方も、まだまだ、世間には多いよ
うですね。(特に一般の方かな?)

「ゲージ」(Gauge 寸法、規格、範囲 )
「ケージ」(Cage かご、檻、小屋)

犬、猫のキャリーバッグも、室内のワンニャンのサークル
やハウスも、ケージであり、ゲージではありません。

頑張りましょう。

ちなみに、もっと専門家さん的に使用される言葉(用語)
に「クレート」(Crate)という単語があります。

これはおおまかには、「ケージ」と同義語ですが、
どちらかというと、「頑丈でしっかりしている」
タイプのケージを指し、例えば、バリケン(R)であ
ったり、木製の運搬用コンパートメントを指したり
するようです。

--------------------------------------------------------

そして管理人さんがここまでおいかけてきてまで「その事をしつこく
蒸し返しブログを休止においやった。。」とおっしゃる記事は、その次
にアップした、

獣医師のゲージ

であり、

宣言
↑追伸以下の文は強制退去後に追記した文です。いたちの最後っ屁です((笑))

であります。



2008年12月19日 (金) | 編集 |
IMGP0487.jpg

昨日のエマージェンシー。
ニャンコに焼き魚の一部を与えていたら、急に「アガアガ。。」
しだし、「流ぜん←よだれ」「手で口元をかきむしるしぐさ」 と
のこと。

右下臼歯あたりに異物が見え隠れするものの嫌がってみせて
くれないので鎮静処置です。

取り出したのは、「歯にかっぱりとかぶさって歯肉をかなり損傷
していた魚の「椎骨」(←背骨)でした。

よく、さば缶など(笑)に入っている同形状のモノはやわらかい
ので噛みきれますが、焼き魚のこのモノは硬いので。。。。。

飲み込んでしまえば大丈夫だったのがたまたま歯にかぶさって
歯茎に食い込んでがっちり挟まってしまったのでした。中央部が
空洞ではまりやすい形状ですよね。

思ったより歯肉の損傷がひどかったので要注意です。

案外、魚を与えるときは注意が必要ですね。
2008年12月17日 (水) | 編集 |
IMGP0484.jpg

今日は予定手術が無い(泣)ので、手術台および周辺を
キレイにしました(あ、常にきれいですが(笑))。

考えると、この手術台を購入して13年、ざっと計算しても
3000頭以上のワンニャンがこのテーブルに載っていたこ
とになります。もちろん私が全部執刀したのですが。

タマタマをとるような3分で終わるオペもあれば、救えなか
った命もありました。。。。合掌。。

よくよそさまの動物病院紹介で最新の医療機器をHP上で
紹介していますが、ウチは最新の設備なぞ無い(汗、それ
なりならある(笑))ので普通の手術台の紹介です。

全長150センチ全幅60センチで、真ん中からV字に変形で
きるタイプです。油圧で上下します。
天板は通常時は床と平行ですが、ダイヤル操作によって
チルト(30度ほど)できます。ほぼステンレスでできていま
すので薬品や消毒薬に強いです。

画像の手前に麻酔装置などがありますがそれは写ってい
ません。

画像の奥のエコーの右側に診察台がありますが、診察
台は少しガタがきているのですが、手術台は現在、不具
合はないようです。

「手術室」というのが無い小さなクリニックですので、診察
台のそばにオペ台がありますが、これがまた逆に使い勝
手が良いレイアウトなのです。
というのは、手術が無い時は、手術台がフリーですので、
広いワークスペースができ、診察でのワーキングがとても
楽にできるからです。

診察台から撮影

を参照していただくと、レイアウトが推測できると思います。

小さいスペースのクリニックもいいもんだ((笑))

うん、いずれにしても、これからもオペ台には頑張ってワン
ニャンを受け止めて欲しいと思っています。



2008年12月15日 (月) | 編集 |
あまり、いい事では無いのですが、当院では犬不妊オペなど
日常の一般的な手術の場合、助手なしで全く単独(術者の
み)でやることがあります。

犬不妊オぺ(卵巣子宮全摘出)の最大唯一のポイントは
「卵巣動静脈の完全なる結さつ(結ぶこと)」です。この卵
巣動静脈には、卵巣てい索というじん帯が付着しているの
で、腹腔から創外へ引き出すことが難しいケースが多々あ
ります。

卵巣動静脈を確実に創外へ出して、上手に結さつするには
じん帯を切断したり(下手すると卵巣動静脈を損傷して大出
血)、じん帯を伸ばす手技を加えたり、助手とのコンビネー
ションで、腹腔内でなんとか結さつする。。。などなど。。

助手さんがいれば、良いのですが、居ない場合、最近は
高周波メスでじん帯を注意深く切断する方法を、最近や
っています。

もちろん、じん帯がゆるいケースの場合は、そのまま結さつ
することができますが。

最近では、けっさつ糸の問題その他で、このあたりの手技
を上手にやれるような医療機器の普及が進んでいるよう
です。
「リンク」の大磯どうぶつ病院HPの「WHATS NEW」をクリック
していただけると、最新の、医療機器がご覧になれます。

ウラヤマシイ(汗)

以上、
う~む、うまく文章で説明することができないなあ。。(汗)
つたない文章ですみません。。

要は、一人でも、なんとかうまくオペをこなしているという
お話です(爆)

今日も20キロの子の同手術を単独でしてしまいました(汗)

2008年12月13日 (土) | 編集 |
本日土曜日は「予約診療」ですので、あらかじめ(前日)の
予約は2件でしたので、気楽にしていたのですが、当日
(土曜日)の患者さんがどういうわけか集中してしまって
てんやわんやでした(大汗)
小さいクリニックですので、「待合には4-5人分の椅子」
「診察ブースには2人分の椅子」程度しかありません。

けっこう混んでいる場合は、診察が終わった患者さんは
待合にはもどらず、診察ブースで会計を済ませてもらい
ます、そうすると、小さいながらも待合ブースが混雑する
ことはありません。

しかし、今日は、一頭の患者さんに家族が2人以上付き
添ってこられた方が多かったせいで、立って待ってもらう
はめになってしまいました。。。。

予約診療も、もう少し時間をずらすなどの策が必要なのか
もしれません。

なんて、めったに混雑なんぞすることのない小さなクリニッ
クだし、考えすぎか((笑))
2008年12月13日 (土) | 編集 |
IMGP0480.jpg

昨日は9ヶ月の小型犬(体重3キロ未満)の停留精巣(腹腔内)
のオペでした。

過去記事でも何度か触れていますが、停留精巣(潜在睾丸)
は手術の適否が議論されていますが、やはり腫瘍と同じよう
な危険があると思えますので、早期摘出が望ましいと思って
います。

片方の睾丸は右の「そけい部の皮下脂肪の下」にありましたが
もう片方は腹腔内ありましたので「開腹手術」でした。

ごらんのように創が大きく、ちょっと可哀想な気がしますが、私の
技術ではこれが精一杯です(汗)

小型犬なので、麻酔管理がちと大変でしたが、当日帰りもできた
し、翌日のチェックでも問題なく、食事もとれているようです。
2008年12月12日 (金) | 編集 |
IMGP0478.jpg
IMGP0479.jpg

昨日のエマージェンシー 7歳のミックス犬、昨年、乳腺腫瘍
が自壊して切除。「最近、呼吸がやや苦しそうでしたが、今日
からひどくなり、吐いている」主訴。

レントゲン撮影により、胸腔内液体貯留と、腫瘍性マスを確認。

鎮静下で、胸腔穿刺して、胸水約170cc除去しました。体重が
3キロ少しなので、体重比で換算しても、だいぶうまく抜けたよ
うです。

今後は検討中です。

あ、同じ日に、もうひとつ緊急外傷ということで、「鹿に襲われた
猟犬」が来院されました。過去にも同じケースがありましたので、
案外、鹿もあなどれないようです。鹿の角による下腹部裂創でし
たが、ちょっと前は睾丸をやられたケースがありましたので、角
で突き上げるようですね。
えぞ鹿クンも自分の命も守るため、必死なんだな。。と思いました。
2008年12月10日 (水) | 編集 |
IMGP0474.jpg
IMGP0476.jpg

犬の不妊手術(卵巣子宮全摘出)時の
「手術前の毛刈りとてい毛が終わった」
時点の画像と、「オペ終了」時点の画像
です。

そういえば、「普通」の手術の時の画像っ
って無かったなあ~と思って撮りました。

ワンニャンの不妊手術特にワンの卵巣子宮
全摘出は、日常的にやってる手術ですが、
やはり「最も緊張する手術のトップ3」です。

健康な子をお預かりして、まったく健康なま
まお返ししなくてはならない。病気で病院に
かかったわけでは無いので、無事返しはも
ちろんあたりまえですし。

何百例やっても緊張します。
2008年12月08日 (月) | 編集 |
ここ、北海道 十勝(とかち)地方、南十勝地区の「更別村」は、
一晩に80センチも雪が積もるし、マイナス25度にはなるわで、
(笑) それはそれは冬は厳しい土地です。

でも、一度にドカン!と降り積もるものの、その後約3週間ほど
はピーカンの晴天が続くことが多いのです。
冬の日照時間は北海道の中でもかなり多い地域だそうです。
ですので、毎日、毎日、除雪にはげまなくてもいい分、楽でも
あります。

けっこう、この、「一度にどか雪が降り、最低マイナス20度は普通、
しかし、晴天の日がとても多い」気候、好きです! 朝のビシ!と
した冷凍な?感じがすきです。

今日、今季、はじめて、少し、積もりました。(朝からの降雪で
約3センチほど)。この雪は一旦消えるものと思われます。
根雪になるのはまだもうちょっと先かな??

IMGP0477.jpg


昨日の症例は、ミックス犬の老犬さんです。二年前に、乳腺腫瘍と
卵巣子宮全摘出を受けているそうですが、今回、「呼吸がやや苦し
そうで、乾いた咳が継続している」の主訴で来院。

良くないと思います。。。転移間もない転移像と、相当以前からの原
発なのか転移像なのか、まったく別物なのか不明な心臓付近のマス
があります。 ※画像参照

検討中です。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
間違いがあったら。。
S.P.Cのブログ記事もそこそこ増えてきました。

よもやま話や症例などが中心ですが、皆様がみて
「あ、これおかしい」とか「おい、間違ってるぞ!」
とか、ご意見など、ぜひ、躊躇なさらずおっしゃって
ください。

獣医学的に間違っていることを指摘していただけば、
今後の診療にとても役立ちますし、人間として間違
 っていることを指摘していただければ逆切れなんぞ
 せず(笑)誠心誠意修行したいと思っています。
 
私も、ちまたで「獣医師からみて疑問と思う」点など
これからも記事として掲載させていただくことがあろ
うかと思いますが、その時は、それに対して忌憚の無
いご意見など聞かせていただければ幸いです。

今回、私の記事の書き方に一部不適切な箇所があり、
それはすでに修正しましたが、その件で、マイとかち
の管理者さんとちょっとした「論争」がありました。

いろんな意味で、顔の見えないネットでの書き込み
での、ちょっとした文章の「あや」が大論争になる
危険を垣間見ました。。
表情のわからないネットでの文章の書き方は非常に
難しいものです。

嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした。
ごめんなさい。

今後はこのような事は無いように、やっていきたい
と思っています。

よろしくお願いします(^^)。

追伸 

「マイ十勝」は、ただのブログ集団ではなく、
「地方の商人さんたちの宣伝の場」しかも
「一切の批判はご法度」「たとえ、明らかに、
え、その商品の説明はまずいでしょう!!」
と思っても、ご意見を言えば、「強制退去」さ
せられる場である。。。。ことに、初めて気が
つきました(大汗)利用規約にそのように書
いてありましたです(大汗)

マイ十勝

だが。。。。 それでは、この「マイ十勝」に明
日は無いように思う。。。。「間違いは気が付い
ても注意してならない!、なあなあにして、自己
の宣伝に徹する姿勢」はある意味すごいサイトだ
なと思います。これからもよろしくね!

2008年12月06日 (土) | 編集 |
不妊手術あれこれ
--------------------------------------------------------
1、卵巣のみの切除 ( OVX )
2、卵巣、子宮 全摘出 ( OVHX )

S.P.Cでは、通常の非妊娠ニャンの場合は、1、 です。

1、の場合も、子宮は確認できますので、開腹してもし
妊娠の兆候や子宮疾患があれば、2、に切り替えます。

また、産み月(臨月)のような大きなお腹の妊娠ニャン
の場合は、最初から2、が当然適用されます。

ワンの場合は、妊娠、非妊娠にかかわらず 2 の卵巣、
子宮全摘出 です。
--------------------------------------------------------
以下、一般論

犬猫の種類にかかわらず、卵巣だけ切除するか、子宮も全
部とるかは、各動物病院によって違ってきます。

医学的には、「どちらでも構わない」ことになっている
ようですが、下記の「関連ブログ」にあるように、子宮が
残っているケースでは「極めて稀」ではありますが、障害
がでることがあります。

A病院は卵巣しかとらないから。。とか、B病院は卵巣と子宮
とらなけらばいけないと言っていたけど、C病院では卵巣だけ
で全く問題ないと云っていた。。。。その分安いとか。。。

いろんな情報が入り乱れているようですが、、、、、、、

要は、信頼できる先生にめぐり合えるか否かだと思います。
よーく先生と相談してみてください。

最近では「腹腔鏡下卵巣切除」が新しい手術法として注目され
ています。創が小さく、若い(生後3ヶ月程度)個体の方が
腹腔鏡下オペがやりやすいという利点もあり、早期不妊手術
が推奨されています。かなりの熟練と設備が必要ですので、
あまり、まだ一般的では無いのですが、関西の先生など、日常
的に1日に何例もこなしているようです。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000122_1228116845.jpg
本日、午後、「酪農家さんの外猫(仔猫)を譲っていただい
たのですが。。」と飼い主さんが来院されました。

飼い主さんのお話では、御多分にもれず、その酪農家さんの
外猫ちゃんたちは自由に暮らしている分、生存確率は低いそ
うです。(伝染病などによる突然多数の死亡など)

で、件の若ニャンは、運搬「ケージ」の中で敷物を
「ふみふみ」し「ごろごろ」喉を鳴らしてリラックスして
います。

他のニャンコは、いっせいに居なくなったのですが、この子
だけは逆に「寄ってきた」そうです。

縁があったのですね!

その状況ではおそらく猫エイズ、猫白血病の感染はあるで
しょう。。。ということを前提に、検査したところ、幸い
本当に幸いなことに、どちらもマイナスでした!!

鼻水ぶったらして(笑)はいますが、悪い基礎疾患は無い
ようです。

駆虫薬を投与し、点眼、点鼻薬のみの治療として、数日後
に再診する予定です。

大事にしてくれる飼い主さんに出会えてよかったなあ~!!
(T T)..

恩返しするのだぞ!!
2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000121_1228095388.jpg
体表からわかるタイプでは、「おでき」程度の「脂肪腫」
や「乳腺腫瘍」、「パピローマ」など、実に様々の形態の
「腫瘍」があります。

肉眼や触診では「悪いものではなさそう」と診断しても、実際
はまったくもって「高転移性の悪性腫瘍」というケースもあり
ます。

腫瘍は「悪性の場合、体にあればあるほど転移をする時間を
与えている」ことになります。

良性か悪性かは「病理診断」が必要になる場合が多いです。

「あ、なんか、体にある!」と思われた場合早めに受診しま
しょう。

※画像は悪性度の高い「肥満細胞腫」と思われる腫瘍が体
 あちこちに転移したもので、上腕骨にも転移し、「骨肉腫」
 様変性が認められます。「骨が原発巣」ではなく「骨に
 転移」する例は稀だと思います。それだけ「悪いもの」だ
 ということでしょう。。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000120_1228015135.jpg
なぜ、獣医師が「ケージ」と「ゲージ」の違いに
こだわるか?きちんと言葉(用語)を使って欲しいか?

「ゲージ」(Gauge 規格、寸法、範囲、定規)

日常的に、注射針のサイズで 「○○ゲージの針」
を使用して、呼称しているからです。
「あ、針は23ゲージではなく25ゲージに付け替えて!」
とか「ああ、21G(ゲージ)では太いなあ」とか。。。

これで、さらに、「あ、退院したから、入院ゲージ掃除
お願いします」なんて言おうものなら、先輩獣医師に
蹴っ飛ばされます((笑))

一般的に「ハウス」「サークル」「キャリーバッグ」
「入院などのコンパートメント」どれもこれも、

「ゲージ」ではありません。「ケージ」です。

「かご」をイメージしてください。

「ケージ」(Cage かご、檻、小屋)

せめて、私のブログを見てくださっている方だけでも
今後はお間違えのないようにこれらの言葉(用語)を
使用してください。

ほんの他愛の無いことですので、よろしくお願いします。


2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000117_1227667236.jpg
手術後の御二方。退屈そうです。
湯たんぽに前脚載せてくつろいでくれてはいますが。。

もうちょっと待ってね。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000116_1227586023.jpg
本日の昼の部の予定手術(猫雌不妊、猫雄去勢)の姉弟ニャン
です。

おとなしい子たちですが、ねんの為にオペ開始までは、洗濯
ネットに入ってもらっています。ごめんね。

この洗濯ネットは

1、来院される時に、あらかじめネットにニャンコをいれて
  ダンボールやケージで来てもらう。

2、凶暴なニャンコを治療する時に使用。

3、手術まで待機する時に、やはり「凶暴」なニャンコを
  ネットにいれておいて、鎮静注射の手技を容易にする。

などに利用します。動物病院には必ずある代物で、飼い主
さん自ら用意してくださってる方もいます。

預かるときには、まったく物静かでおだやかなニャンコが
ケージに入れられ、飼い主さんの気配がなくなったとたん
もしくは、ケージ内で時間が経過したあと、「シャー、
シャー、ブッシャー、ブッシャー、グガーオオオオオ!」
となってしまうことが時々あります。

そうなってしまうと、触れないばかりか、もちろん、麻酔の
ための注射もできませんし、なんとか注射をうてたとしても
最高潮の興奮状態からの鎮静麻酔処置は良い結果を生みませ
ん。

で、ニャンコの手術の時は、おとなしそうでも、凶暴そうで
も、申し訳ないけど、手術開始まで、ネットに入ってもらっ
ています。

そうすることによって、「保定(ほてい)」と「鎮静および
麻酔のための注射」がスムーズに行えます。

凶暴なニャンコを「麻酔箱」のようなケースにいれて、吸入
で麻酔導入する病院もあります、その場合は洗濯ネットなど
は不要かもしれません。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
002189_000115_1227416258.jpg
簡単な採血で「猫白血病」と「猫エイズ(免疫不全症候群)」
を同時に検査できるキットです。

本日、とある施設に迷い込んだ若ニャン(推定4ヶ月)を保護
されたご夫婦が来院されました。

ご夫婦の元には他に、完全室内飼いのニャンズがおられるため
その保護猫を飼うことができないので、里親さんを探したとこ
ろたまたま、その施設の従業員さんの実家が引き取ることにな
ったようです。

その前に「健康診断」と「猫エイズおよび猫白血病の検査」
をしておかないと。。。。ということでした。

どちらの病気も、簡単にいうと。。

「免疫機能が極端に下がる疾患」「普通の風邪が治らない」
「鼻かぜなどが慢性化しやすい」「口内炎(難治性)になり
やすい」「発症の定義が難しいが生涯発症せずキャリアで
天寿もまっとうする子もいる」「完全室内飼いで他のウイ
ルスや細菌にさらされなければ長生き可能」などなど。。。

特に、外から「保護したニャンコ」「半野良に近いような
環境の子を家族として迎えた」ような場合は、このような
検査を事前にしておけば、今後の指標にすごく役立ちます。

今回のご夫婦が保護したニャンは、どちらも「陰性」でした。

よかったですね!!
2008年12月06日 (土) | 編集 |
入院ケージが。。
今日は入院ケージが満員(満床っては言わないよね?)です。
手術待機が4頭、継続入院が2頭(明日退院)です。

小さなクリニックですので、ケージは6室しかありません。
めったに満員近くになることはありません。
しょっちゅうあったら過労死します(笑)。

でも、こういう状態で満員なのは、精神的にとても楽です。
これが、24時間監視(点滴など)や、時間ごとに治療の入院
患者さんがおられると、なかなか「てんやわんや」状態になっ
てしまいますが。。

さあ、みんな、無事に終わらせて、明日、おうちへ帰ろうね!
あ、日帰りワン(去勢)もいるな(汗)

あれ??重症患者さんの緊急入院があったらどうしよ(大汗)


2008-11-21 18:13:11
みんな帰ったよ~。
あれだけ騒がしかった入院ケージが「シン」としてます。
静かだ。。

逆に寂しいなあ。。。

あれ、「ガサガサ」って音がする。。

おお、忘れていた!(笑)

今日昼、手術(犬雌不妊オペ←卵巣子宮全摘)したワンだ。

麻酔から既に完全回復して、脱走を図っています(笑)

あ、もちろん、術後、監視していますよん。

明日は、このワンとおなじように「生後6ヶ月」の子(雌)
の不妊手術が入っています。

現在、診療時間(6時まで受付)を過ぎましたが、
ワンの爪きりをお願いしますということで、待機中。。。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
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昨日、スタッドレスタイヤ交換のため、タイヤを転がして
いたら、タイヤが変にバウンドして、指を突き上げてしま
い、第一関節が逆方向に「グキー」て反り返っちゃいまし
たああ(泣)

内出血もしてるけど、腫れや痛みはそんなに酷くは無いので
骨折やじん帯損傷まではいってないと思います。

あ、あと、診療や手術には直接関与しない指だから不幸中の
幸いでした。今日は猫去勢手術があったのですが、糸結びも
問題なかったです。
今週来週とオペ予約が7件入っているので、もし、右手の指
であったなら大変な事でした。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
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※画像と本文はまったく関係ありません。

先日の「眼」の障害のチビニャン。。。

ブログでは「眼球摘出には至らないと思う」と書き
ましたが、自宅治療(点眼)の為、退院したものの、
2日目で「広範囲な眼球破裂様変性」を起こしてし
まい昨日、夜、摘出手術になりました。

一夜あけて、現在は、食事も摂れて元気でおります。

退院時、飼い主さんには、「今後の様子を見て、摘出に
なる可能性ももちろんあります!」

と、きちんと説明はしていたのですが、こうも早く、
手術適用になるとは。。。

ごめんなさい。これでは「嘘」みたいなものですね。。

なるべく、摘出は避けたかったのですが。。。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
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最近、多いのが、不妊手術の料金を電話で聞いて、そのあと
まったく音沙汰なし。。のケース。

中には最初一頭の料金を聞いてきて、そのあと、「二頭やり
たいんだけど、いくらまで安くなるの?」なんてのもありまし
た。。。

安い病院を探しているのでしょうね。。。。

このあたりの、「価格競争」的なことは、帯広市内で過去、
とある動物病院が価格破壊的のことをしたために、現在でも
「後遺症」的に、帯広市内の動物病院の不妊手術料金は
「高く設定出来ない」ようです。

「後遺症的」。。。わかる方にはわかります。

でも、当S.P.Cは、高いよ!((笑))

それだけの事をやっている自負がありますから、安易に
手術料金を低く設定するつもりはありません。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
ワンの予防注射といえば、「狂犬病ワクチン」そして
「混合ワクチン(5、7、8種など)」ですが。。。。。

よく、「病院くるのが大変」「体はおおきいから大丈夫」と
いって、獣医師もなぜか同意してしまって、同時接種をする
飼い主さんがおります。

因果関係は不明ですが、過去に、同時接種して、
数週間後「子宮蓄膿症」になったワンを2頭ほど
知っております。

また、実際の自分の経験としては、狂犬病ワクチンではなく
「持続的フィラリア予防駆除注射」と「混合ワクチン」を
異所同時接種して「子宮蓄膿症」を誘発?させてしまった
ことがあります。。。

「ワクチンの同時接種が雌の子宮疾患を誘発した?」という
医学的根拠は不明(ホルモンバランス、細菌感染抵抗力の
低下など?)ですし、偶然の可能性の方が高いかもしれ
ません。しかし、同時接種で体になんらかの異常をきたす確
率はとても高い(熱発とか、急性アレルギー反応など)と思い
ます。

各ワクチンの使用上の注意にも、「他ワクチンの間隔」について記載もしっかり書いてありますし、もし、同時接種して上記の子宮疾患に限らずなんらかの異常が出た場合の「獣医師の責任」は非常に重いのではないかと思います。

ただ、単に「熱発(ねっぱつ)」程度であればいいのですが、
ワクチンの効果も疑問になってしまいます(このあたりは
免疫関係不勉強で不明ですが)。。。。


2008年12月06日 (土) | 編集 |
2日前から入院治療中の酪農家さんのチビニャン。
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画像ではわかりずらいですが、右まぶたの上に傷が二箇所
あり、そこからの細菌感染で、上結膜炎、全眼球炎?を
起こしてしまった?(眼球自体も損傷か?)ようです。

初診時は、もっともっと酷い状態だったのですが、なんとか
すこしずつ良くなってきているようです。

食欲、元気もあり、痛みも少ないようです。

視力はもどらないと思いますが、眼球摘出などには至らない
と思います。

かわいい声で鳴いているので、まだしばらく居てくれても
いいなあ((笑))


2008年12月06日 (土) | 編集 |
本日、午前中にある、ご夫婦が「乳腺腫瘍」のシーズー犬
を連れて来院されました。

診察台横のホワイトボードを利用して「乳腺の構造や
分布範囲」「乳腺腫瘍の転移」などを説明しました。

ちょっと前に、ニャンコの飼い主さんも来院されて、
「待合」の方で待っていてもらいました。

で、件のシーズー犬は明日、手術ということで帰宅され、
続いて、待ってもらっていたニャンコの番です。

なんと、まったく同じタイプ(外見上)の乳腺腫瘍。
飼い主さんも、来院前からわかっていたようで、
「先ほどのワンちゃんの説明お聞きになっておられま
した?」

と問うと「はい、充分、わかりました。手術よろしく
お願いします」ということで了承を得て、ニャンコは
今日の夜手術となりました。

ああ、待合と診察室を区切るのが「パーテーション」だけ
の小さなクリニックでよかった!??(汗)(苦笑)

タイトルの「一石二鳥」は、「複数の飼い主さんへの説明
が、おもいがけず一回で済んだ。。。」という意味です。
2008年12月06日 (土) | 編集 |
昼の部の、前ブログ記事の「最大級」乳腺腫瘍に続き、
夜の部の「猫乳腺腫瘍」のための「片側乳腺摘出」。

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縫合後の画像です。

ちと、疲れました(汗)。。スタッフ欲しい???(汗)
2008年12月06日 (土) | 編集 |
※画像は不快感を示す方のために極力小さくしてあります。
 見難いことをお許しください。

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今日の昼の部の予定手術。

体重約12キロに対し腫瘍実質約1キロ。。

ワンの乳腺腫瘍?ですが、よくぞここまで自壊(破裂)せず
皮膚が伸びたものです。なかなか稀です。大抵はここまで
大きくなる前に自壊します

おかげで、摘出後の皮膚が足りず縫合に苦労しました(汗)

これほどになる前に早めに病院へ行ってくださいね。。。