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★ どんぐり村の動物病院 S.PET.CLINIC の日常や記事  ★ 正真正銘の「村」の小さなクリニックから発信 ★ 検索フォームで過去記事のキーワード検索もできますよ!  平日9-12、15-18  【土日祝日要電話】
2009年09月09日 (水) | 編集 |
多くのニャンコは、攻撃時は「噛む」ことより「前脚の爪」で来る。

治療させてくれない機嫌の悪いニャンコや、もとから性格のキツイ
子なども大抵はそうである。

が、たとえどんなに弱っていても、命がけで「噛む」ことによって抵抗
しようとするニャンコが受診しました。

「牛舎猫の子猫」、ちび~若ニャン あたりの若い個体で、FVR
(猫伝染性鼻気管炎)に重度感染し、痩せ方顕著で体力もほぼ無い
はずなのに、体を触ろうとしただけで、命がけで「噛んで」きます。
横臥状態なのですが。。。。

おそらく、兄弟はほぼ全滅状態だが、持ち前の「きかん気」と「身体
能力」から、伝染病から死は免れたもの、次第に、その伝染病によって
体が衰弱してきて、このような状態に陥ったものと推測されます。

過去なんども、診ていますが、同じような境遇の子は、
人間に慣れておらず、「強暴」性を多くもちあわせている子が
多いと思っています。

ですから、「治療は困難」の場合が多いです。「治療手技」の問題です。

いやはや、ぐったりしているのに、治療させてくれないとは。。。。

おじさんはちびニャン大好きなんよ。。(汗)



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2009年09月06日 (日) | 編集 |
現在、日曜の午後8時すぎ。

FIP 猫伝染性腹膜炎 の DRY タイプ の可能性が高い
ニャンコの点滴監視しております。

なかなか非常に厄介な疾患で、治療効果は不明ですが、
がんばるのだぞ!飼い主さんもとっても心配してるぞ!
2008年12月06日 (土) | 編集 |
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本日、午後、「酪農家さんの外猫(仔猫)を譲っていただい
たのですが。。」と飼い主さんが来院されました。

飼い主さんのお話では、御多分にもれず、その酪農家さんの
外猫ちゃんたちは自由に暮らしている分、生存確率は低いそ
うです。(伝染病などによる突然多数の死亡など)

で、件の若ニャンは、運搬「ケージ」の中で敷物を
「ふみふみ」し「ごろごろ」喉を鳴らしてリラックスして
います。

他のニャンコは、いっせいに居なくなったのですが、この子
だけは逆に「寄ってきた」そうです。

縁があったのですね!

その状況ではおそらく猫エイズ、猫白血病の感染はあるで
しょう。。。ということを前提に、検査したところ、幸い
本当に幸いなことに、どちらもマイナスでした!!

鼻水ぶったらして(笑)はいますが、悪い基礎疾患は無い
ようです。

駆虫薬を投与し、点眼、点鼻薬のみの治療として、数日後
に再診する予定です。

大事にしてくれる飼い主さんに出会えてよかったなあ~!!
(T T)..

恩返しするのだぞ!!
2008年12月06日 (土) | 編集 |
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簡単な採血で「猫白血病」と「猫エイズ(免疫不全症候群)」
を同時に検査できるキットです。

本日、とある施設に迷い込んだ若ニャン(推定4ヶ月)を保護
されたご夫婦が来院されました。

ご夫婦の元には他に、完全室内飼いのニャンズがおられるため
その保護猫を飼うことができないので、里親さんを探したとこ
ろたまたま、その施設の従業員さんの実家が引き取ることにな
ったようです。

その前に「健康診断」と「猫エイズおよび猫白血病の検査」
をしておかないと。。。。ということでした。

どちらの病気も、簡単にいうと。。

「免疫機能が極端に下がる疾患」「普通の風邪が治らない」
「鼻かぜなどが慢性化しやすい」「口内炎(難治性)になり
やすい」「発症の定義が難しいが生涯発症せずキャリアで
天寿もまっとうする子もいる」「完全室内飼いで他のウイ
ルスや細菌にさらされなければ長生き可能」などなど。。。

特に、外から「保護したニャンコ」「半野良に近いような
環境の子を家族として迎えた」ような場合は、このような
検査を事前にしておけば、今後の指標にすごく役立ちます。

今回のご夫婦が保護したニャンは、どちらも「陰性」でした。

よかったですね!!
2008年12月03日 (水) | 編集 |
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酪農家さんの「牛舎で生活している猫たち」はとっても
厳しい状況を凌いでなんとか頑張って頑張って生きている。。
そのように思えます。

酪農家さんにはお叱りを受けるかもしれませんが、牛舎は
決して猫たちにとって衛生条件が良い※※とはいえません。
病気も蔓延しやすい環境です。
そこで、「ねずみを捕ってくれるから」ということで、
猫たちをほぼ野放し(フードは給餌)状態にしている
酪農家さんが多いようです。

「衛生条件の決して良くない場所で生活し、さらにねずみ
をとる」。。。。。。

ねずみは伝染病を運ぶ役目。。。。。

※※「猫にとって」は衛生条件の決して良くない場所です。
   人や牛乳生産についてはなんら問題ありません。

猫独特の伝染病で病気が蔓延し、多数の突然死もある。その中で
病気が慢性化しながらも生命力の強い子が繁殖し、また頭数が増え
また、伝染病でやられ。。。。を繰り返す。。。。

せめて、なんとか、不妊手術だけでも受けさせることは?
「きりが無いからやらない、お金がかかる」
そうではないです。。。
「きり」は必ずあります。無駄に死ぬ命を救ってあげるべきです。

ねずみ取りは薬剤やトラップに任せることは出来ない?
不妊手術を考えていただけない?
ニャンコは家の中で。。それが無理であればワクチンは?

他にも、「命を守る」ためになにか出来ることがあるかも
しれません。みんなで考えて行きたいと思います。

ご意見などあればよろしくお願いします。