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2009年08月01日 (土) | 編集 |
ワンの体表の付着したマダニの除去にこれから行ってきます。

本日土曜日は予約診療の日です。
当日予約の方が先ほど「3時に行きたいのですが。。」とお電話
いただいたのですが、午後からは予定があり、どうしても診れない
ので、昼までにご自宅に伺う往診としました。

2件ほどの診療をすませた後、片道約20分、行ってきます!

あ、今回は、こちらの都合なのと、目的のわかっている往診なの
で往診料金はいただきません。

と、書いたところで、今、同じ町の方から、「明日、猫去勢できますか」
と依頼がありましたので、ついでに、ケージ持参で引き取ってきます(笑)
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2009年04月16日 (木) | 編集 |
IMGP0579.jpg


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トリミングのワンが「皮膚病」ということで薬用シャンプーを処方され
ていて「これで洗ってください」というので、洗ったら、自分(人間)の
皮膚が荒れて、荒れて、ひどい状態(自分が)になってしまった。

当のワンの皮膚は荒れてはいないんだけど、皮膚の状態はそれ
ほど改善はなさそう。。

うん、これはシャンプーが悪い!!
人間の皮膚が荒れるようなシャンプーをワンに使っていいはずがない!
よし、これからは「持ち込み」のシャンプー剤は禁止して、うちのショップ
の「皮膚にやさしい」シャンプーを使う!

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本当にそうなの??
薬用シャンプーの成分はなんのため??
抗菌剤配合はなんのため?
抗真菌剤配合はなんのため?
角質除去剤配合はなんのため?

皮膚炎、皮膚病の原因はさまざま、適切な薬剤や適切なシャンプーや保湿剤
を使用しても完治に数か月かかることもよくあること。。。

獣医師は細菌学、生理学、病理学など6年間勉強したんだけどなあ(笑)

ま。いいけど、、業界なんでもありだし。。

 画像は数日前のニャンコの眼球摘出前の状態です。
酷いのですが参考のためにみておいてください。


2009年03月23日 (月) | 編集 |
IMGP0549.jpg


先日、皮膚の症状がどうもよくならないとのことで(他院治療中)
来院されたパグ犬。

飼い主さんいわく「薬をあげている間はかゆみも皮膚の赤みも
消えるんだけど、食欲がすごいのと、水を飲む量が増えて、
おしっこの回数もすごい」とのこと。

現在の状況、過去の症状、薬への反応 などから、なんらか
のアレルギー性皮膚炎と仮診断して、(引き継ぎ)治療開始
です。(寄生虫性皮膚炎の検査も実施)

アレルギー性皮膚炎に限らず、炎症やかゆみを抑えたり、浮腫
や「腫れ」を減少させるのに有効な薬剤に「ステロイド剤」があり
ます。いろんな種類がありますが、今回は皮膚炎に使用するよう
なタイプの「プレドニゾロン」の簡単なお話です。

なぜか(名前がおっかない?)ステロイド!!と聞くだけで、拒否
反応
を示す飼い主さんがいますが、アトピーなど、アレルギー性
皮膚炎などには、最も重要な薬剤のひとつです。
このステロイドを上手に使用しなければ、治癒に向かわないこと
が多いと思います。軟膏剤、内服薬いずれも。。

ただし、表面的副作用として「食欲増進」「飲水過多」があり、
服用維持中に、「太った」というケースも多いです。

どんな薬もそれぞれの副作用的なものがありますが、特に、プレド
ニゾロンのような薬剤には、上記の表面的な副作用(作用といって
よいのかな??)がありますので、ご注意ください。

もちろん、動物病院でこれらの薬剤が処方される時、もしくは
注射する時は、たいてい必ず、このような副作用の説明がな
されるのが通常です。

時々うっかり忘れることもあります(爆)。


2008年12月04日 (木) | 編集 |
今日土曜日は予約診療ですので、暇をもてあまして
います。午前中は糖尿病ニャンコの血液モニタリング
しています。

皮膚病はあんまり得意ではないのですが、、、

アレルギー性皮膚炎、一般にアトピーと呼んでいますが
アトピーの定義があるはずで、なんでもかんでも「アト
ピー」と呼んではいけないはずです。

で、アレルギー性皮膚炎の場合、皮膚が痛むのでそこに
ばい菌が侵入しやすい状態になってしまい、「細菌性
皮膚炎」を多くが併発します。

治療は、アレルギーには「ステロイド」が著効を示し、
ある程度症状が緩和されたなら、「抗ヒスタミン」など
で維持コントロールするのが一般的です。

その間、抗生剤で細菌性皮膚炎を治療し、適切なシャンプー
で「皮膚の老廃物や余分な分泌物」を除去し、コンディショナーなどで「保湿」したりします。

そして、同時にアレルゲンと思われるものを除外します。

※血液検査や皮膚パッチテストがあります。血液検査も
 ある程度有効ですが、感度がよすぎて、ものすごく
 多くの物質をアレルゲンと判定してしまうようです。
 パッチテストは熟練を要しますのでやれる病院が限ら
 れているようです。

上記のテストをしないで「おそらくこのあたりがアレルゲン
かな?」ということで、ワンで多いアレルゲンとして、牛関連(牛乳、ビーフ、チーズ、ヨーグルトなど)を除去して、別のフード(成分にビーフが入っていないもの)や、病院専用の低アレルゲン処方食などに変更。。。も有効だと思います。


とどのつまりは。。。。

1に「薬剤」(内服、軟膏、ステロイド、抗ヒスタミン
 抗生物質)
2にアレルゲンの除去(できれば検査)
3に有効なシャンプーなど       です。


1では、ステロイドはなぜか「おっかない」というイメージ
があるようですが、これを上手に利用しなければ治癒に向か
わない事が多いです!!

3では、メーカーと獣医学研究所がコラボして、各種有効な
シャンプーが開発されています。安易に、「自然派シャンプー
」だからといって、たしかに、皮膚には優しいかもしれません
が、余分な分泌物を除去できなかったり、自然な成分自体が
アレルゲンの可能性もあります。

以前、血液検査したら、「○麦」が陽性だったワンがいます。
当然、某有名メーカー(獣医)からでている、「自然派で皮膚
に優しく、低刺激でアレルギー性皮膚炎にも安心」の
「○○シャンプー」なども使用できないものと思います。
自然派だからといって、必ずしも、アレルゲンを含まないわけ
では無いと思います。

アレルギー性皮膚炎は「シャンプー」や「石鹸」も必須
ですが、それ以上に「薬剤」が必要です!!!

シャンプー変えただけで治ったとか、石鹸に変えただけ
で治った!!というのは、元から「アレルギー」では
なく、「乾燥肌」や「細菌性皮膚炎」「真菌性皮膚
炎」だった。。。という例も少なくありません。

このことを念頭にいれて治療しましょう!


2008年12月04日 (木) | 編集 |
※画像が不快感を与えるといけませんので極力
 小さい画像であることをお許しください。
1216516065.jpg
1216516085.jpg





経過が長いかゆみを伴う皮膚にがさつき(かさぶたなど)
がある皮膚炎の場合、「寄生虫性皮膚病」の可能性が高い
です。

特に、外飼いのわんちゃんで、寝床にじゅうたん系のもの
を常に敷いていたりするケースで多いようです。

画像は一般的に「かいせん」「疥癬虫」といって顕微鏡の
高倍率でしか発見されないような「ミクロのダニ」です。

虫体に関しては詳しくは本来の名称があるのかもしれません
が、私はこのような形態のダニは「疥癬虫」とよんでいます。

きちんと診断がついても、そこから完治までがやや長いやっかい
な皮膚疾患でもあります。