FC2ブログ
★ どんぐり村の動物病院 S.PET.CLINIC ★ 正真正銘の「村」の小さなクリニックから発信 ★ 0155-52-3711 ★ 平日 9:00-11:30 14:30-17:30  【土日祝日要電話】
2010年05月12日 (水) | 編集 |
最近、妙に多い停留睾丸(片側、両側)のワン達。。。

遺伝的素因がその原因(停留睾丸の子は停留睾丸の子が多い)と
云われています。

薄い陰嚢に包まれて冷却されてそれで機能している組織が睾丸です
ので、腹腔の深部体温で保存されていればおかしく(腫瘍化など)
なる確率が高いのは周知の事実。

かつて、獣医師によっては、「片玉でも繁殖能力はあるから心配ない」
と繁殖を容認したり、「片玉なら繁殖能力無いからもう一個の正常に
下がってる睾丸も去勢手術しなくても、子供はできないよ」などと、
訳わからない(大汗)事をおっしゃっていた先生もいました。。。。

腹腔内停留睾丸、、、お腹に「嫌なもの」を抱えているようなものです。

過去に腹腔内セルトリ細胞腫発生、腫大化して精巣捻転、腫大化して
精巣静脈破たんによる腹腔内出血などの症例経験があります。


特に、現在、「全身症状」とかが無いので、なかなか手術に踏み切れな
い飼い主さんが多いようで、当クリニックでも、「手術すべき」「手術しないと」
と指導しているワンズが確か5頭ほどおりますが、費用の面
「悪い症状が無い」ということで時期を逸している飼い主さんが多いです。

私は生後7カ月で精巣下降していなければ手術適応と考えています。 
注意が必要です。

DSC03064.jpg


スポンサーサイト



2010年05月07日 (金) | 編集 |
ここんところ多いのが、老ワンで便秘+尿道炎(膀胱炎)の症状の子。
レントゲンおよびエコーで前立腺の肥大を認めることが多い未去勢
のワン達です。

今日も14歳のダックス君のその治療のための「去勢」手術があり
ました(午前中に済ませました)。

心臓、その他のチェック項目クリアでしたので、飼い主さんと話あっ
て今回の「前立腺腫大の治療のため」の去勢となりました。

麻酔の覚醒も良いようです。あ、ついでにやった歯石除去(超音波ス
ケーリング)はサービスです。いつも、ワクチン接種など健康管理に
来てくれている飼い主さんなので(^^)。



2010年03月20日 (土) | 編集 |
昨日の夕方受診のニャンコ(雄)は「尿道閉塞」

排尿姿勢をしながらも、まったく尿がでず、、、

飼い主さんいわく「スルメたべすぎて、便秘のようだ」。。

しばしば、「便秘」と勘違いなされて、「もう一日様子見よう」
ということで病院受診が遅れ、急性腎不全で亡くなる雄ニャン
もいます。

何度も、当ブログに書いていますが、雄の排尿障害の症状には
くれぐれもご注意ください。

今回の子も「プラグ」形成が頑固で、尿道カテーテル処置がなかなか
難しかったですが、重宝している「金属製のカテーテルチップ」でな
んとか処置できました。血尿中等度。

エリカラーをして(カテは除去して)今日退院して様子をみてもらっ
てまた明日(日曜日)受診予定です。

さて、今日は上記ニャンコ含め、3頭の退院(手術)+ワン去勢+診療
数件の予定です。

2010年02月18日 (木) | 編集 |
今日の昼は「猫尿道形成」手術。

雄猫のペニスを切断し、新たな尿道口を大きく形成し、既存の
ペニス包皮で保護する、、、、手術です。

年に一回ぐらいしかやりません。

結果が伴わないことがあるので、手術適応は慎重になります。
(腕の問題ともいう(大汗))

つまり、術後「狭窄」が発生し、せっかく大きく形成した尿道
口が、結局、元のもくあみか、さらに狭くなって、大変なこと
になることもあるゆえです。

術後、かなり太い管を尿道に数日いれとくのがポイントです。
ですので、術後の成否は、ニャンコの「性格」にもかなり左右
されます。性格がキツク、触れないよう子の場合、結果が悪く
なることもあります。穏やかで、優しい子は、術後ケアが十分
できる
ので、いままで、この手術でだめだったことはありませ
ん。。。
2010年01月23日 (土) | 編集 |
だけど、予約はなし(泣)。

入院患者(前々回の雄ニャン尿道閉塞の子)のお世話。
尿道閉塞の栓塞解除後、2日目でカテーテルは除去し
昨日からは圧迫排尿もせず、試験的に猫砂をいれて自力
排尿をさせていますが、オッケーのようです。

予想より良い回復力で、食事オッケーになって、元気で
いるようです。まだあと5日間は、頻尿は大抵続きます
が、月曜日にはいったん、自宅に帰ってもらいましょう。

入院後5日で帰ることとなります。治療費も安いぞよ!